関取花というアーティストを知って欲しいけど知って欲しくない
関取花、というアーティストがいます。
「今夜くらべてみました」というテレビ番組を観ている人は、もしかしたら彼女を知っているかもしれません。
Goose house(旧PlayYou.House)というグループ(プロジェクト?)を知っている人も、もしかしたら彼女を知っているかもしれません。
テレビでの紹介で「ひがみソングの女王」なんてキャッチフレーズを付けられてしまったせいで、バラエティ番組に対する基礎能力が無駄に高いせいで、彼女の本当の良さが伝わっていない気がするので、今日は彼女の話をしてみようと思います。
関取花は、いわゆる「弾き語りアーティスト」です。
弾き語りとバンドは大きな目で見ると音楽、という括りで一緒ではありますが、弾き語りには、バンドには絶対に出せない哀愁がある、と思っています。弾き語りとバンドは、全く別物なのです。
弾き語りアーティストは時として、自分を勇気付けるために歌を作って歌を歌います。そして、その自分に対する歌が、自分と同じように感じている人も勇気づけられればいいな、とも思っています。情けねぇなぁ、なんて思うんですけど、そのどうしようもなく情けない感じがどうしようもなくダサかっこいいんですよね。バンドはただカッコよくあれば良いけど、弾き語りアーティストには絶対的に情けなさが必要。カッコイイ弾き語りアーティストは例外なく情けないです。何だろうかあの感じ。裸の大将みたいな感じ。どうでもいいですけど裸の大将はやっぱり芦屋雁之助ですよね。ドランクドラゴン塚地はなんか違う。
そして、時として弾き語りアーティストは、突発的に得体の知れないほどの素晴らしい楽曲を生み出します。突然変異としか言いようがない未知の産物。ある日突然にぽろっと生まれ落ちるんですよね、不思議と。
関取花の、「もしも僕に」という楽曲がまさにそれ。
なんて、どうしようもなく情けなくて、どうしようもなくかっこいい曲なんや、と、どうしようもなくなってしまうのです。ああ良いなぁ。かっこいいなぁ。どうしようもないなぁ。
この曲を聴くと、「ひがみソングの女王」なんてキャッチフレーズが非常に勿体無いな、と思ってしまいます。そういうのじゃないやん。めっちゃええ曲歌ってるやん、って。
僕はこういう楽曲を聴くと、自分の言いたいことを言われてしまった、という若干の悔しさのような感情を持ちながらも、それでも胸の空くような思いをします。よくぞ言ってくれた、と。
そして、関取花は、何と言ってもバランス感覚が素晴らしいんです。ちょうど生活や人生と同じくらいのバランスで明と暗のコントラストを楽曲で表現してしまうところとか。25歳そこそこで体現できるバランス感覚ではないな、とは思うのですが、女性って、そういう所の成熟は早いですよね。僕の友達にも似たような絶妙なバランス感覚を持った子がいるよなぁ、なんて。
でも、僕がここまで弾き語りアーティストに心惹かれてしまうのは、もしかしたら、自分が弾き語りをしていたから、街のライブハウスで少ないお客さんを相手に、素晴らしい楽曲を奏でる数々の弾き語りアーティストを観てきたから、かも知れないな、とも思います。彼らの思いを知っているから、そのフィルターで色々と頭の中で景色を作り上げてるから、よく聴こえてるだけなのかも、と。
そして、そういうアーティストの良さって、いろんな人に伝わってほしいんだけど、同時に、知れ渡って欲しくないような、そういう感情がわいてくるんです。俺だけが知っているんだぞ、わかっているんだぞ、と、心の中でほくそ笑むのが好きなんです。いや、ほくそ笑んでいるかどうかはわかりませんけど。
…非常にまとまりのない文章をつづってしまいましたが、結局何が言いたいのかというと。
関取花がすばらしい。
だから知って欲しい。
だけど知って欲しくない。
だから、関取花というアーティストを見つけてください。
そして、心の中でそっとほくそ笑んでください。
びずまんでした。
通じる英語を喋るには?まずは発音の「意識」を変える!
ハローエブリワン。びずまんです。
先日の記事でも書きましたが、アメリカに来て2年ほど経って、ようやく英語を聞き取れるように、そして喋れるようになってきました。ちょっと前までは電話なんかで、よく「What's that?(は?なんて?)」と聞き返されていたんですが、そんな惨めな思いをすることも少なくなってきました。
というのも、いろいろと考えてみると、あることを意識するようになったのが、一番の上達の要因かな、と。
その要因とは何か。
単語?ノンノン。
文法?ノンノン。
そうです。発音です。
英語の発音に対する意識が低い駐在員
留学等で若い年齢でアメリカに来て、毎日英語ネイティブに囲まれて生活している日本人たちには発音がすごくきれいな人が多いんですが、少し年齢が上がってからアメリカに来て、しかも仕事上で「日本語を使う機会」>「英語を使う機会」、という駐在員の人たちは、とても発音が下手な方が多いです。
少なくとも僕の周りの駐在員たちは、何年アメリカに住んでいようがカタカナ英語の人ばかり。そしてよくアメリカ人に「What's that?(は?なんて?)」と聞き返されたりしています。(まあそれでも生活にほとんど支障はないんですけど。)
さらに、発音がわからないことによって、聞き取りができていない場合もあります。
後述しますが、例えば「L(エル)」の発音。「role(役割)」という単語をアメリカ人が発音すると、「ルオーゥ」という感じです。これを、発音に対する意識が低い人、「role」を「ロール」だと思っている人が聞くと、「ルオーゥ」を「role(役割)」だと認識できない(聞こえない)、ということが起こります。
(※ちなみに、これは僕が遭遇した実例です。僕の隣にいた駐在員のひとが、「role」を聞き取れずに、「ワットイズロー?」と聞き返していました。しかも、「ロー」を「L(エル)aw」の発音で。)
英語の発音に対する意識の重要性
じゃあ僕が発音が上手なのか、というと全くそんなことはないのですが、幸いにも奥さんがある意味ネイティブスピーカー(奥さんのお母さんが日系アメリカ人)で、日常的に奥さんに正しい発音を教えてもらえる環境にあるので、発音に対する意識だけは無駄に高いです。意識高い系男子です。
ただ、正しい発音を習得するには、舌や喉や顔の筋肉なども関わっているため、相当の練習が必要です。実際に、僕はいまだに「ar」「er」「ir」の発音ができません(自分の間違った発音と正しい発音の違いすらわからない)し、「s」と「sh」の発音も意識してはいますが、たまに間違えます。
でも、できていなくてもとりあえずはそれでいいと思っています。
なぜなら、まずは「意識を変えること」が非常に重要だからです。
知っているのと知らないのとでは大違いです。
やっかいなことに、英語という言語は、第二言語として喋る人が多すぎるうえに、第一言語でも様々な発音がある(British、American、etc...)ため、正しい発音はあってないようなものです。
それゆえに、日本人のカタカナ英語でも英語の訛りのひとつとして、変にある程度通じてしまいます。特に、カリフォルニア州なんかのアジア人の英語に慣れている人は、変な発音で喋ってもだいたい普通に聞き取ってくれます。(聞き取れてなくても聞き取れた部分だけで勝手に解釈してくれる場合も多い。)
でも、確実に通じない場合や、発音を知らないと聞き取れない場合も出てきます。そういった場合、なぜ通じなかったり聞き取れなかったりするのか、という理由の95%が発音です。
…どうですか?
発音の重要性、伝わりました?
というわけで、まずは意識を変えることだけを実践してみてください。
意識が変わると、違いがわかるようになります。
※これ、本当に重要です。意識しないと、違いすら認識できません。
英語の「正しい発音」を知ろう!
英語の発音の意識を変えるために、めちゃめちゃイイ記事を見つけたので、
まずはその記事を参考にしてみてください。
特に、「L(エル)」と「Th」を正しく発音できている日本人駐在員にはほとんど遭遇しません。「Th」は、舌を噛んで発音しろと学校で習っただろう!と「Thank you」や「That is...」が会話に出てくるたびに心の中で思います。まあ僕も最初はできてなかったんですけど。
ちなみに、何回か出てきている「What's that?」も、正しい発音は「ゥワツダッ?」ですので、覚えておくように。ここテスト出るぞー。
上の記事で紹介されている6つの発音のほかに、僕が特に意識していることも補足しておきます。
語尾のT(ティー)は消える。たまに語中のT(ティー)も消える
これは地域によって違う場合もあるんですが、北米英語では、語尾のT(ティー)は基本的に消えます。破裂してなくなります。
僕がまだアメリカに来て間もないころ、銀行から掛かってきた電話で、セキュリティ確認のための質問として、「What is the name of your first ペッ?」(僕が登録した情報)と聞かれ、「What is ペッ!?」と聞き返したことがあります。斉藤さんじゃないんだから、と。なんだ「ペッ」って。と。
そのとき銀行の方が「ほら、アニマルとか、いろいろあるじゃない。」とやさしく答えてくれたので、そこでようやく意味がわかったのですが、「pet」の正しい発音は「ペッ!」になります。
この出来事があってから、消失音の「T(ティー)」はすごく意識するようになりました。
ちなみに、日本では「コストコ」と発音するCostcoも、「T(ティー)」が消滅するので、正しい発音は「コスコゥ」になります。但し、間違っても日本では「コスコゥ」と発音しないようにしてください。糞ちびるほどイジられます。
語中のT(ティー)はたまに「ラ行」もしくは「ダ行」の音になる
「Party Night」はパーリナイです。以上。
これを覚えるだけで、消える「T(ティー)」とラ行に変わる「T(ティー)」を覚えられるので、とりあえずパーリナイだけは必ず今日覚えましょう。ありがとうオリラジ藤森先生。
「T(ティー)」がほかの音になってしまう場合や、「T(ティー)」のほかにもいろいろ消えてしまったり音が変わってしまう場合があったりするんですが、多すぎるのでここでは割愛します。
以下のサイトが非常にまとまっていてわかりやすかったので、興味のある方は一度読んでみてください。
S(エス)とSHの音は別の音
「Sea」は「スィー」、「She」は「シー」です。
この二つが別の音だと知らない人、結構いるんじゃないでしょうか。かく言う僕も、奥さんに指摘されるまで知りませんでしたが、英語の早口言葉で、
she sells seashells by the seashore
というのがあるくらいなので、英語の中では「S(エス)」と「SH」は明確に別の音として扱われています。
ちなみに、「sit down」を「スィッダウン」(T消える)ではなく「シットダウン」、と発音すると、「うんこしてください(Shit down)」になりますので、くれぐれも気をつけましょう。日常生活で「うんこしてください」と誰かに命令することは偏った性癖をお持ちのSM女王の方以外はおそらくないので。
同様に、「J(ジェイ)」と「G(ジィ)」と「Z(ズィー)」とか、「B(ビー)」と「V(ヴィー)」も違うので、気をつけましょう。まずは意識が大事!
「ア」には4種類くらいの音がある
例えば、「just」と「have」の真ん中の「ア」の音は違う音です。特に、「have」の「ア」の音は本当によく出てくるので、覚えておいて絶対損はないです。顎を曲げ気味にしてエの口の形でアと言う感じですかね。
英語の母音の「ア」は4種類くらいあるらしいのですが、僕はとりあえず「U(ユー)」系の「ア」と「A(エイ)」系の「ア」の二種類を特に意識しています。(厳密に言うと「A(エイ)」系の「ア」も何種類かに分かれますが)
この2種類の「ア」の違いを説明している動画でわかりやすくて僕のめっちゃ好きな動画があるので、ぜひともご覧ください。この人の動画、面白いくてタメになるので大好きです。ほかの動画もオススメ。
ちなみに、4種類の母音の「ア」の説明をしている動画も見つけましたので、こちらも参考まで。
英語って「ア」の発音がたくさんありません?【母音の『ア』は4種類】
まとめ
発音についていろいろと書いてみましたが、英語の発音の重要性は、英語を喋れるようになりたいと思っている人に、本当に知って欲しいと思っています。
なぜなら、正しい発音を知ると、英語の習得が楽しくなってくるからです。
最初に紹介した【ネイティヴに通じる英語になる「たった6個の正しい発音」】のサイトの講師の方も、こう述べています。
今まで覚えていた「カタカナ発音」を、たった6つ直すだけなのに、「話す」と「聞く」の悩みがイッペンに解決されるんだ!!
そしてね、ここが、ものすごい「大切なポイント」だから、心して聞いてね!
大切なのは、「英語がネイティヴに通じる!」って思えると、一気に、「英語って楽しい!」ってなっていって、もっともっと、「英語がやりたい!」っていう気持になっていくってことなんだ。
だって、あんなに「まったくわからなかった英語」を、1語でも、2語でも、正しく聞いたり、話せたりできるようになるっていうのは、本当に、本当に、ほんと~に、嬉しくて、楽しいことなんだよ!
さらには、発音がよくなると、アメリカ人も「英語上手だね!」と褒めてくれるようになります。(お世辞でもうれしい)
英語を学ぶ上で、いままで発音よりも文法や単語を重視していた方々へ。
発音、大事ですよ~!
以上、びずまんでした。
それでは!
ロサンゼルスのソーテル(Sawtelle)で丸亀製麺を食べてきた(日本との比較するよ)
どうもびずまんです。
せっかくLAに住んでるのに、LAらしい事を一つも書かないのもどうかと思い、今日はSawtelle Japantown(ソーテルジャパンタウン)に新しくできた「丸亀製麺」の食レポをしてみたいと思います。
ロサンゼルスに丸亀製麺ができたぞ
日本以外の各国に203店舗(執筆時点)ある中で、アメリカ本土では2017年9月14日に、意外にも初めての出店となったのが、カリフォルニア州ロサンゼルスはSawtelle Japantown(ソーテルジャパンタウン)、いわゆる日本人町の一角。
MARUGAME UDON
2029 Sawtelle Blvd., Los Angeles, CA 90025
TEL : (424)317-2222
SUN-WED 11AM-11PM (L.C 10PM)
THU-SAT 11AM-12AM (L.C 11PM)
UCLA(アメリカでも有数の有名大学)の近くという事で、大学生を始め若い人でごった返していました。
店に入るまでにだいたい15分くらいは外で並びました。
日曜日の夜でこれくらいなので、平日の夜はもっと多いのかもしれません。
というか、おそらくこういったUDONやTEMPURAをセルフで取っていくシステムにアメリカ人が慣れていないせいで長蛇の列ができてしまっているのでしょう。
ビジネス街の店舗の客(サラリーマンやOL)と店員のおばちゃんの息の合った流れ作業をぜひとも見習って欲しいです。長蛇の列などものの数分で片付けてしまうあの連携。日本代表の香川と長谷部以上に息が合っています。サッカーはよく知らないんですけどサッカーで例えちゃったりなんかして。
How to Orderを掲げてはいますけど、もはや誰も見ていない。というか、看板配置が低い。
そんなこんなで15分くらい外で待っていました。
後ろではアメリカ人の学生たちが、ワクワクして会話しながら待っています。
グループの中にひとりだけ前に来たことがある、という人がいて、ほかの人にメニューの解説をしていました。
「Mentai Cream is like ... Chowder! I wanna try that one, too.(明太クリームは、なんていうか、チャウダーみたいな感じ!あれも試してみたいんだよね!)」
チャウダー?笑
丸亀製麺LA店のメニュー
うん、高い。
いや、ぶっちゃけ言うとLAの他の飲食店に比べると全然安いんですけどね。
って言うか、日本が安すぎるんですけどね。
ということで、まずはメニュー選択。
僕は Nikutama Hot + Kakiage + Sweet Potato Tempura
奥さんは Kake Hot + Chicken Tempura + Shrimp Tempura
残念だったのは、てんぷらの種類が少なく、たまごの天ぷらがなかったこと。日本で一度だけ丸亀製麺に行ったことがある奥さんは、そのとき食べたたまごの天ぷらの美味さに非常に感動していらっしゃり、「丸亀製麺行きたい!丸亀製麺行きたい!」と連呼していたので、たまごの天ぷらがないと知ったときのテンションの下がり具合は尋常ではありませんでした。「たまごの天ぷらのために来たといっても過言ではない」との遺言を残しながら、粛々とえびの天ぷらをピックアップしていました。(えびのぷりぷり具合にはご満悦でした。)
てんぷらピックアップを済ませると会計へ。値段は二人で税込み$20以内に収まりました。日本の感覚からすれば、「高っ!」て感じだとは思うんですが、LAの外食の相場からすると、税金や、場合によってはチップを入れると、ひとり$10以内に収まるのはめちゃめちゃ安いほうです。
そして会計を終えると、トッピングコーナーへ。
日本と同じように天かすやネギはかけ放題なのですが、そこには日本では見かけない緑の物体が。
( ゚д゚)パクチー(Cilantro)?
もうね、フォー感覚。
アメリカ人からするとアジアンヌードルは全部一緒やと思っているんですかね。
でも、このパクチーを大量にかける人が結構いるからさらに驚きだったんですけど。
実食
実際食べてみてどうだったかといえば。
微妙…
日本の丸亀製麺のクオリティを期待していたんですが、麺は少し粉っぽくて太めで、特においしい、というわけではありませんでした。
また、日本の丸亀製麺の入れ放題のネギは厳選された国産青ネギを使用しているため、ネギ自体がものすごくおいしい(ぶっちゃけネギだけでうどんが食える)んですが、こちらのネギは日本産ではないものを使っているようで、太くて辛味が少し強く、それも非常に残念でした。
まとめ
全体的には、LAで食べる日本食としてはコスパは悪くないほうかな、と思いましたし、実際に若者を中心に非常に流行ってはいたんですが、いかんせん日本の丸亀製麺と比べてしまうと値段は高いわ味のランクは落ちるわで、わざわざ食べに行く理由は無いかな…というのが正直な感想。
同じLA在住の日本人にも、特別に勧めるかといえば、そんなこともないし、私自身もおそらくもう行くことは無いかもしれません。
日本の丸亀製麺が恋しいです!
それでは!
ズーム(6694)が飛び跳ねた
どうも、びずまんです。
全く投資の話をしておりませんでしたが、ここのところ私の日本株は好調です。
というのは別に日経平均があがっていることとはあまり関係がなく、単純に保有している銘柄がグングン伸びているからです。
【関連記事 】
その銘柄とは、今年3月28日に東京証券取引所JASDAQスタンダード市場に新規上場された、いわゆるIPO銘柄、株式会社ズーム(6694)です。
単純にズーム製品のファン
バンドをやったことのある人なら、おそらく誰しもがこの会社を知っているでしょう。なぜなら、音楽専門のハンディレコーダーやMTR、エフェクターなど、バンドをやっているとさまざまな場面でズーム製品と出くわすからです。
特に僕はズームのハンディレコーダーには非常にお世話になりました。本当に安くて質がいい製品が多くて、信頼できる会社です。
結構歴史の長い会社だと思うんですが、そんな会社がいよいよ上場するぞ!という情報をバンドで知り合った知り合いのFacebookの投稿でたまたま知った僕は、早速この銘柄をウォッチリストに入れて、上場来しばらく、様子を伺っていました。
上場日に最高値を付け、その後ズルズルと株価が下降
公開価格は1,520円、初日に一時2,331円の高値をつけたものの初日終値は1,885円。そして、IPO銘柄の中では圧倒的に人気がなく、取引数も少なければこれといった注目も浴びず、2週間ほどでズルズルと1,446円まで下がってしまいました。
ただ、この株、調べてみれば調べてみるほど、なぜそんな値段が付いているのか不思議なほどの優良株。
僕は基本的には現在のPBRとPERをベースに、将来性や会社の財務健全性、将来の業績予想値をいかに保守的にみているか、などを参考に株を買います。
特に重視しているのはPBRで、将来性や会社の財務健全性に大きな問題がなければ、基本的にPER10~20程度、PBR1.00以下の銘柄は迷わず買います。なぜなら、PBR1.00以下なら長期保有する上でほとんど不安になったりすることがないからです。(※またいずれ、PBRやPERについての考察も書きたいです)
ズーム(6694)の株価が1500円~1800円でうろうろしているときは、PBRは1.00以下、PERも10~20の間におさまっていて、条件だけみると格好の投資対象でした。
そして、将来の業績予想値をいかに保守的にみているか、については、私が実際に会社の決算予想などをしているからこそ重要視する観点だと思います。
経験上、ビジネスがうまくいっている時は、会社の決算予想を保守的に作ります。つまり、収入予測は控え目に、費用予測は余裕を見ます。
なぜそんなことをするかというと、予想よりも実績が上回ったら、単純に社内外のみんなが喜ぶからです。会社でこういう予想数値を作っている人たちは、私のように常に数字を扱っている経理のプロなので、特別変なことが起こらなければ、どれくらいの決算に着地するかははじめからだいたい感覚でわかっています。わかっていながら、決算予想を保守的に作るのです。
そして、ズーム(6694)の今までの決算予想と実績の比較、今期の決算予想で用いている為替レート見込みなどから、この会社が決算予想を保守的に作っていることは一目瞭然だったので、今後の好業績のポテンシャルがあり、十分に信頼できる会社でもあると判断しました。
さらには、配当予想も一株33.00円と、株価1,600円で計算をすれば配当利回り2%を越していました。
買ってみたら飛び跳ねた
ということで、買わない理由はなかったので、株価が下がった段階で何度かに分けて購入してみました。
何度か「過剰に上がり過ぎているかな」と思ったときは少量を売って、下げたらまた買う、ということをしていますが、配当もありますし、基本的には長期保有目的です。
会社の実力が評価されて、9月ごろからじわじわと株価が2,000円程度まで上がってきていたのですが、今週、好決算発表(とは言え、想定の範囲内)と1.88%の自社株買いを材料に、、、
株価が飛び跳ねました! ※2017年11月16日の終値 2,470円
ワーイ!今夜は焼肉じゃーい!
ちなみに、ズーム(6694)の配当落日は12/27です。年末(配当落日)に向けて、さらにもうひと踏ん張り、株価も上がっていくんじゃないかな、と睨んでいます。
応援している会社の株価が騰がると嬉しい
投資をやっていない人からすると、ギャンブルに勝ったような感覚で投資でお金が増えてうらやましい、と思われるのかもしれませんが、実際には、投資をやっていると、お金がただのパラメータに見えてくるので、お金が増えた喜びよりも、
- 応援している会社が評価された
- 自分の想定していたシナリオが的中した
ということのほうが嬉しかったりするんですよね!
特に、自分の目論見が当たった、という事に関しては、「ホレ見たことか!」みたいな。自分が目をつけていた無名のアーティストがめっちゃ売れた、みたいな感じですかね。星野源的な。
というわけで、ズームさんありがとう!
これからもズーム製品愛用させていただきます!
ちなみに今日のご飯は唐揚げでした。
それでは!
草間彌生という無限を描く狂気(Infinity Mirrors@The Broad/Los Angeles)
どうもびずまんです。
先日奥さんと、Los Angeles Downtown にある The Broad という現代美術館に「草間彌生 : Infinity Mirrors」特別展をみてきました。
草間彌生といえば、カボチャと水玉。
昔、香川県にある直島という現代アートをテーマに観光開発している島にひとり旅で行ったことがあるので、それぐらいのイメージはもとから持っていました。
みなさんも、FacebookやInstagramなどで女子が二人で水玉のカボチャの周りで写真を撮っている写真をみたことはありませんか?あれです。僕調べでは、関西圏に住む女子大生の3人に1人は行っている計算です。
正直にいえば草間彌生に関する知識はそれぐらいのものしかなく、しかも、実際に水玉のカボチャをみたことのある僕としては、特に感動をしたとかそういった思い出も無かったので、今回の特別展は奥さんに誘われてなんとなく行ってみた、という感じでしかありませんでした。
そもそも、僕はあまり「アート」がわからない。
音楽も「アート」の中に入れるのであれば別ですが、絵画とかオブジェとか、今まではそういったものがいまいちわからなかった。音楽でたまに「ブルッ」と身震いするような感動を味わうことはあっても、アートをみても、「ほぉ」としか思わなくて、どうも僕の中では、音楽>アート、という位置付けになっていて、敢えてアートを鑑賞しよう、という気持ちが湧いたことはありませんでした。
もちろん、サブカル系男子を気取ってみたこともある僕は、芸術鑑賞も趣味です、みたいな顔をして、美術館に行ってみたことがないわけでは無いのだが、それはもはや芸術を鑑賞するためではなく、サブカル系女子を釣る餌として行っていたわけで、どちらかというとサブカル系女子を鑑賞したかったわけで、その真意にはサブカルチャーどころかアートのカケラもありませんでした。サブカル系女子たちはそんな当時の僕のよこしまな気持ちを見透かしていたのか、はたまた単純に僕がモテなかっただけなのか、いずれにせよ僕がサブカル系女子と一緒に一眼レフを持って公園にデートに行ったり古着屋巡りをしたりする、なんて機会はとうとう訪れることはなかったのですが。
話をサブカル系女子から水玉系ババアもとい草間彌生に戻そうと思います。
そんなこんなで先日の日曜日。
草間彌生にやられました。
素晴らしかった。
Infinity Mirrors
草間彌生が表現しようとしているもっとも重要な要素は、「無限」だといいます。鏡によって無限に続く世界、果てしない水玉。
後述する「最初の部屋」から出ると、まずは草間彌生からのメッセージビデオを見ることになるのですが、彼女は「無限」という概念について語っていました。一人の人間として、生きていくことの希望は無限であり、また、その歩みや希望を後世に伝えていくことによってさらにその無限は広がっていく、といった内容だったような気がするのですが(違っていたら申し訳ない)、その時はじめて、彼女の表現したいことがストンと落ちたような、そんな気がしました。
展示の順序としては、まず、主題であるIfinity Mirrors の名にふさわしい、真っ暗の鏡の部屋に、街灯に似たオレンジや青、赤、緑などの夜景に近いライトが照らされ、無限にライトが続くように計算された空間に入るところからスタートします。
ぜひ実物を見て欲しいので画像は掲載しませんが、Google 画像検索をすれば色々と出てきますので、気になる方は探してみてください。
部屋に入った瞬間。
初めて、アートで「ブルッ」と身震いをしました。
あっ、これか。と。
幸せと希望と無限。
それを描く狂気。
生きるという意味すらもストンと腑に落ちたような、そんな気すらしました。
そこから、水玉、カボチャ、などをはじめとした代表的な展示や最近の作品たち。どれも良かったのですが、やはり最初の部屋のインパクトには勝てませんでした。音楽アルバムでいうと、アルバムタイトルの曲が1曲目に入ってて、結局その曲がそのアルバムのキラーチューン、みたいな感じですかね。
ただ、もう一つ素晴らしいな、と思ったのは、特別展の最後の部屋。
部屋に入る前にいろんな色や大きさの水玉のシールを渡され、部屋を出る前にどこかにシールを貼っていってくれ、と頼まれました。
部屋は、真っ白ながらも、ソファやテレビ、ライト、ダイニングテーブルなど、生活空間を模したもの。
観覧者がアートに参加できるということ、無限を紡ぐということ、そしてそれらが美しく設計されていること。
この部屋の展示だけでも、行って良かったなぁ、なんて思いながら、食器棚の奥にひっそりと、奥さんと二人で色違いの水玉を貼ってきました。
この展示を通して、草間彌生、というアーティストに対する見方が180度変わりました。何がアートをアートたらしめるのか、いまだにそれはわかりませんが、それでも、彼女の作品を素晴らしいと思う人が多い、ということは、やはり何かがあるのかなぁ、なんて。
あと、
アートのすばらしさを享受できるようになった今の僕なら、サブカル系女子と一緒に一眼レフを持って公園デートに行ったり古着屋巡りをできるかもしれないなぁ、とも思ったのですが、既婚者である僕はもうそんな機会に巡りあうことはないのでしょう。
それもまた、無限。
それでは!
『月曜から夜ふかし』のフェフ姉さんと多田さんに生きる秘訣を教えて貰った気がした
こんにちは。ビズえもんです。
アメリカでは11月5日にサマータイムが終わり、軽く時空の歪みを感じながら1時間の未来から帰ってきました。(そういうシステムではない)
アメリカにも関わらず日本のバラエティ番組を見ることが趣味の僕は、月曜日はご飯を食べながら大好きな『月曜から夜ふかし』を見ています。
そんな『月曜から夜ふかし』の中でも特に好きなのが「フェフ姉さん」シリーズ。
この嫌味のない素直さって、本当、才能だと思います。
ある種の天才でもあり、魅力。
魅力って不思議。
構成要素が全くわからない、得体の知れないステータス。
こういう無邪気な素直さって、なんかイライラしてムカつくタイプと、憎めない笑ってしまうタイプの2種類あると思うんですけど、フェフ姉さんと多田さんはまさに後者。
中学受験をして、良い大学入って、良い会社入って、それなりに仕事も認められて、っていう人生を送ってきた自分からすると(憎たらしい)、どう頑張ってもこういう素直さって手に入れられないから、憧れが半端ないんですよ。どう頑張っても僕はワニの英語を「ラコステ」って本気で言えない。ボケならまだしも。
昔、そういう話を一番の親友にしたら、「俺は良い大学入って、良い会社にストレートで就職が決まったお前が羨ましいから、単純に無い物ねだりやと思うけどな」と間髪入れずにズバッと言われたので、そういうことなんやろな、と思うようにはしてるんですけど。
この二人が、「ラコステ」みたいなことをもし狙って言ってたとしたら、それはもう興醒めなんですよね。
でも、そんな二人がたまに「字幕スーパーで美味しくして貰ってるだけで別に面白いこと言ってねぇからな」みたいな鋭いことも言ったりして、妙な賢さを見せつけて来るので、そういうところが一発屋で終わらない味わい深さを醸し出しているのかもしれません。まあ一般人に一発も二発もないんですけど。
で、2017年11月6日の放送回で、この二人にまたしてもやられました。
この放送では、企画の主役である「フェフ姉さん」の相方である多田さんにスポットを当てていて、多田さんの実態や過去、なぜトリマーの資格を取得するために高卒認定試験を受けるのか、といった内容が紹介されていました。
『月曜から夜ふかし』の出演がきっかけで、家出をして疎遠になっていた母との連絡を4年ぶりに再開し、今では高卒認定を取ることで親孝行をしたい、という多田さん。
ここまでは、まぁいい。
へぇー、ふーん、あーそうなんやー、と。
バラエティ番組として、緩急の部分でいうと「緩」の部分に当たるエピソード、少ししっとりとした心温まる話の紹介。
今までスポットライトを当てられて来ず、名脇役的なポジションにいた多田さんを主役に据えた、いわばドラマのスピンオフ的な企画だったので、普通に考えれば笑いはいらない。
のですが。
フー…(電子タバコの煙を吐く音)
ごめんごめん興味がなかった
猛烈に「急」の方向に舵を取るフェフ姉さん。流れ一切無視。
そしてまさかの満面の笑み。
もうね、大好き。
と、同時に、毎日を楽しく生きるってこういうことなんかな、って。
多田さんも、安定の「いい話してんだろうが!」のツッコミ。
この二人の力の抜け感、尊敬します。
「興味がないことは興味がない」
素直に生きねばなぁ、と。
僕の大好きなハンバートハンバートの「ぼくのお日さま」という曲に、
嫌いな時はノーと 好きなら好きと言えたら
という歌詞があります。
嫌いな時はノーと
好きなら好きと言えたらなぁ。
それでは!
30歳サラリーマンが教える人生が変わるマジでイイ曲120選 その2(11~20)
こんにちは。びずまんです。
書き出したらすごく長くなってしまい、結果的に連載企画になってしまった30歳サラリーマンが教える人生が変わるマジでイイ曲120選」ですが、120曲はもう選んでありますので、ゆっくりですが更新していければとおもいます。
「その1」がまだの方は、「その1」からご覧ください。
目次
邦楽バンド(プロ)編(01~51)
その1のおさらい(01〜10)
01.K / BUMP OF CHICKEN
02.世界の終わり / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
03.東京 / くるり
04.俺たちの明日 / エレファントカシマシ
05.いつかのメリークリスマス / B'z
06.FOUR SEASONS / THE YELLOW MONKEY
07.群青日和 / 東京事変
08.STAY GOLD / Hi-standard
09.GREEN & GOLD / MO'SOME TONEBENDER
10.サヨナラCOLOR / SUPER BUTTER DOG
11.トーキョウバレリーナ / SPART LOCALS
2016年、再結成されたらしいですね。スパルタローカルズ。
あまり知られていないロックバンドですが、僕は2009年の解散ライブにも参加したほど好きなバンド。
Wikipediaには「ポストパンクバンド」と紹介されていたのですが、アルバム「DREAMER」の「ヒビヤ」や「FLY」のような、スローロックバラードこそが、彼らの真骨頂では、と個人的に思っています。
ここまで書いていて思いましたけど、曲を聴いて風景が浮かぶバンドってやっぱいいんですよね。
そういう意味では、スパルタローカルズはしっかりと情景が浮かぶ。
そんな彼らの代表曲である、トーキョウバレリーナ。
強烈に頭に残るギターリフと、盛り上がりを見せるBメロ、そして、一気に解放されるサビ。
こんなにものすごくキャッチーなのに飽きがこない楽曲って、あんまないんですよ。
サビはみんなで「マイノリティ!マイノリティ!」
自分のことを「ちょっと変わったやつ」と思いながら、大都会で生きている人は、一緒に叫びたくなるんじゃないでしょうか。
ミュージックビデオもシュールで面白いんですよね。
ちなみに聞きたいんですが、この曲を聴くたび、このAAを思い出すのは僕だけですかね?
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡 マイノリティ!マイノリティ!
12.愛の標識 / クリープハイプ
初めて聴いたとき、「なんじゃこりゃ!」と度肝を抜かされました。
曲の冒頭1分が強烈に秀逸。
「一段低い所に置き換えたシャワーが たまらなくこの上なく愛しかったよ」
ってのが、曲の状況の全てを物語ってて、歌詞のセンスがすげぇな、と思います。
直前でも書きましたが、曲で情景を描ける、ってすごい技術だと思うんですよ実際。
僕も曲を作ったり歌詞を書いたりしてるからわかりますが、簡単にできることじゃない。
いつか行った夏フェス(あれは確かオトダマかRUSH BALLか)で観たクリープハイプ。
結構序盤に出演してて、到着して最初に見たバンドで、天気も良くて、気持ちよかったなぁ、と今でも思い出せます。
クリープハイプでは、「イノチミジカシコイセヨオトメ」も好きです。
余談ですがこの曲のタイトル、「ゴンドラの曲」という古い歌謡曲の歌詞の一節なんですが、この曲もオススメです。ぜひ聞いてみてください。
13.アポロ / ポルノグラフィティ
小学生時代に最もはまった曲がこの「アポロ」かもしれません。
改めて歌詞を読み返してみると、「だせぇ!」と思っちゃったんですけど、サビのメロディの良さと、「アポロ11号」をサビに登場させる、という実験的な試みがうまいことマッチして、名曲になったのかな、と思います。
小学生の僕にとって、曲のサビで「アポロ11号がどうのこうの」って歌う曲はそれはもう衝撃でしたよ。
「ラブ・E・メール・フロム・ビーナス」なんて、もはやジェッタシー((c)後藤輝基)とほぼ変わらないダサさなのに、なぜかかっこよく聴こえるから不思議。
僕を音楽の世界に誘ってくれた名曲たちのうちの1曲であることは間違いないです。
14.アナザーワールド / UNISON SQUARE GARDEN
音楽友達の一人が教えてくれたバンドで、確か、高校生の時の誕生日に、彼らのアルバム「新世界ノート」をプレゼントしてもらいました。
その時、このバンドはまだインディーズで、友達の知り合いのバンドの仲良しバンド、という位置付けでした。
その後、UNISON SQUARE GARDENは少し売れて、メジャーデビューしたのですが。
貰ったアルバムの1曲目に入っていたのが、「アナザーワールド」。
当時は、演奏技術の高さと楽曲の完成度にビビりました。
もはや、メジャーバンドとアマチュアバンドの差なんて、「皆んなが知ってる」か「皆んなが気付いていない」かだけじゃん、って。
特にベースが変態的。
超素敵。
この曲は、僕にとってはインディーズバンドに対する偏見がなくなった、記念すべき作品だったような気がします。
15.ハイブリッドレインボウ / the pillows
恥ずかしながらthe pillows のトリビュートアルバムで知ったんですよ、この曲。
もちろんthe pillowsはもともと知っていたんですけどこの曲は知らなくて。
そのアルバムでは、BUMP OF CHICKENがこの曲を歌っていたんですが、それがもうカッコイイのなんのって。
びっくりするぐらいBUMP OF CHICKENの楽曲になってるんですよ。
で、そのあと原曲も当然聴いたら、ちゃんとthe pillowsのロックで。
うわーうわーすげー!って、同じ曲に対して2回感じた、思い出深い曲なんです。
それで、この曲がすごく好きだったんで、大学の時に友達とカラオケに行くことになった時に(僕はあまりカラオケが好きじゃないのであまり行かないんですが)、この曲のBUMP OF CHICKENのカバーver. を歌ったら、友達も「うわー!すごいなにこの良い曲!」って言ってくれて。
それでその友達にトリビュートアルバムを貸してあげたら、後日、「めっちゃ良かったけど、びずまんの歌った奴の方が良かった。めっちゃ良かった。」って言ってくれたんですよ。
その言葉が、すごい頭に残ってて。
そういう、音楽に絡んだふとした言葉ってずっと残るんですよね。
この曲を聴くと、いつもそのことを思い出します。
16.Laurentech / Special Others
この曲も、実家にいた時に、スペースシャワーTVか何かをずっと流してたら流れてきた曲でした。
手がウネウネするMVが印象的で、聴いた瞬間に心が奪われちゃって。
もともと僕、インストバンドってあんまり得意じゃなかったんですよね。
PE'z とかもあんまりよくわからなくて。
スカパラとかも、ボーカルある方がええやん!って思ってて。
Special Othersは、そんな僕のインストバンドの概念を覆した記念すべきバンドでした。
「インストバンドが唄ってる!」って。
実際に彼らは曲の中で「You give me what I am, you know, it is Laurentech」って唄ってるんですけど、そういうことではなく、楽器が唄ってる、ってことなんですけどね。
この少し後には、SAKEROCKで同じことを思うんですけど。
「すげぇ!インストバンドが唄ってる!」
と思ったのは、後にも先にもこの二つのバンドだけです。
17.バンザイ~好きでよかった~ / ウルフルズ
イェーイ!君を好きで良かった!
小学生だった僕が聴いた当時から、今までずっと、色褪せることのない名曲。
いつ聴いても、涙が出そうになるぐらい、グッとくる。
色々言ったところで、やっぱり、ストレートな言葉が突き刺さるんですよね。
ちなみに、この曲の歌詞の、「ラララ 二人で」の「ラララ」は、後から歌詞に適したフレーズができるまでの間、とりあえずつけられた歌詞らしいです。
その後、結局色々考えた挙句、「ラララ」が一番しっくりきたんだとか。
この曲を知って、20年くらいになりますが、今になってやっと意味がわかったような気がしています。
奥さんのことを好きで、会えて良かったなぁ、って。
18.オドループ / フレデリック
MVの中毒性がまじでヤバい。
この曲を発見したのは結構最近なんですが、こんなに連続再生したMVは久しぶり、ってくらい延々とループして見てしまいます。
このMV作った人に、マジでベストMVエバー賞をあげたい。
あの謎の振り付けとあの女の子二人を起用したヤツはマジで天才かつ鬼才かつ変態だと思います。本当にありがとうございます。
曲自体もすっごいキャッチーで中毒性やばいんですけど、この曲をここまで素晴らしい物にしたのは、やっぱりMVのおかげってのがあると思うんですよね。
そう思うと、YouTubeが当たり前になったこの時代の、新しい形なんかって思うし、それもいいないいなって思う。(オドループ風言い回し)
楽曲とMVの再発明やと思います。
ちなみに、このMVの女性二人は、左のキリッとした冷たい目の女の子(青)が内田佑朋(うちだゆうほ)さん、右の恨めしそうに睨んでくる女の子(赤)がアリスムカイデさんで、どちらも170cmほどの身長がある、モデルさんなんだとか。
個人的には、アリスムカイデさんが好きです。太ももがムチムチしてて。
楽曲では、個人的ツボポイントは、3:13あたりからの、「待ってる 待ってる ダンスは笑顔で待ってる」という、コーラス。
「待ってる (ン)待ってる」っていう二つ目の「待ってる」の前に入る1拍のタメがすごい好きなんですよね。
マニアックすぎるんですけどすいません。
どうしても言いたくて!
19.さよなら人類 / たま
この曲も、カバーから知った曲の一つ。
ハンバートハンバートの「FOLK」というアルバムに入っていて、なんだか不思議な魅力を持っていたので、気になって調べてみたことが、「たま」を知るキッカケでした。
どうやら、「イカ天」世代のバンドらしく、僕より少し上の世代の人には有名な曲なんだとか。
こんなワケのわからないバンド(褒め言葉です)がよく売れたなぁ、と思いますが、やっぱり楽曲の良さは凄いなぁ、と思うんですよね。
何がこの曲を良いと思わせているのかは全く分からないんですが。
音楽って不思議やなぁ、と思います。
ホント面白い。
20.できっこないをやらなくちゃ / サンボマスター
この曲を聴くたびに、できっこないをやらなくちゃ、と勇気をもらいます。
最高にダサくて、最高にカッコいいバンドに、感謝。
次回に続く
あと100曲残っていますが、気長に付き合っていただければと思います。
それでは!
なかなか英語力が上がらない?心配するな!英語力は突然上がる。
どうも、びずまんです。
僕がアメリカに来てから、早いもので2年と4ヶ月が経ちました。
遡ること3年ほど前、全く英語が喋れないのに海外(北米)赴任が決まりました。
大学時代、英語の単位が取れずに大学4年生まで基礎教育科目の英語の授業を受け続け、何も知らない新入生からタメ口で喋られる、という屈辱を味わっていたのは僕です。
英語はそれぐらいの感じで、特に得意、というわけではありませんでした。
赴任が決まってから僕は思いました。
渡米までに英語を勉強しよう!と。
そんな矢先、元駐在員の先輩に海外生活などなどを含め相談したところ、「事前にしていく勉強なんか全く意味無いで。実践と勉強は別もんやで。逆に、行ったら行ったでなんとかなる。」と言われ、「ほー。意味ないならやらんくてもいいや。」という超絶めんどくさがり属性を発揮してしまい、結局、英語を一切勉強をせずにアメリカに来てしまいました。
アメリカに住むだけでは英語ができるようにはなりません
アメリカに来た当初は、しばらくは英語で話しかけられても何を言われているか全くわからず、言いたいこともうまく言えない、反町隆ポイズン状態。
日本ではそれなりに仕事できるんじゃね?俺。と思っていたのに、アメリカに来て、喋ることすら満足にできなくなるという、ゴミ虫以下の存在に。
おいおい、俺は俺を騙すことなく生きていくウォウウォウとか言ってる場合じゃないよ。やばいよやばいよ。ウォウウォウ。
オフィスは日本語が通じる人ばかりで、仕事は日本語8割、英語2割、くらいの割合だったので、ずっと英語漬けの環境、というわけでもなく、アメリカにいるとはいえ、やはり自分で勉強をしないと英語力が伸びない、とそのとき思い知ったのでした。
1ヶ月とか3ヶ月とかくらい留学して英語がぺらぺらになると思ってる人もいるかもしれませんが、基本的にそんなことはあり得ませんし、そんな人を見たこともありません。
だから、大学の時に数ヶ月留学してちょっと「俺英語できるようになって帰ってきたぜ」風のヤツは大体、信用しなくていいです。
多分英語そんなにできませんし、そういうヤツは、なんか勘違いしてる風の女(外見は可愛い。あと、スカート短め。)と付き合って、3ヶ月くらいで別れます。放っておきましょう。
あと、調子に乗って、日本にいるにも関わらず、クシャミした人に向かって「bless you! あ、ごめーん。つい癖で☆」とか言ってきたら、殴ってもオッケーです。
外国語習得に掛かる時間については、諸説ありますが、一般的に2,500時間~3,000時間の学習が必要、とされています。
毎日5時間英語を勉強したとしても、500日、つまり2年弱かかる計算です。
アメリカにいたとしても、それなりに使えるようになるまで、やはり1~3年は必要だということになります。
勉強してもすぐに英語は上達しない
アメリカに来てみたはいいものの、全く英語が使えず、仕事でも使い物にならない状態が続きました。
悔しかったので、仕事から帰って家で海外ドラマ「フレンズ」を字幕ありで観る毎日でした。
1ヶ月程度経つと日常生活くらいはなんとかなってくるんですが、それでも英語力は一向に伸びる気配はありません。
- 電話をとっても相手が何を喋っているかわからない
- 相手に対して、何がわからないのか聞くこともできない
- 会議でわからないことがあっても、英語が聞こえてないだけなのか、言及されていないのかが判断できず、疑問があっても質問ができない(もしかしたらすでに言ったことを聞き直すことになるかもしれないから)
- 英語人との挨拶や雑談ができない
これ、駐在員の多くが抱えてる問題だと思うんですよね。
なんとか生活できるようになって、レストランでの注文やメールでの英語のやり取りは結構すぐに問題なくなるんですが、上記に挙げたようなことになると、途端にできなくなる。
そして、勉強をしても一向に上達する気配がない。
正直、これが一番キツかったです。
ちょっとでも上達が見えてくると、もっともっと頑張ろう!と思うんですけど、長い間、全く成長が見られなかったのです。
ブレイクスルーは突然訪れる
で、僕は最近になってようやく、英語でも会議をリードできるようになったり、英語人相手にも物怖じせずにやり取りや交渉ができるようになってきました。
まだまだ発音は良くないんですが、仕事をする上では英語が支障になることがほとんど無くなってきた、と言うのが正直なところです。
改めて振り返ってみると、英語力の伸びは、いつも突然でした。
この2年4ヶ月の間、僕はそんな突然の伸び、ブレイクスルーを3回経験しています。
- アメリカに来て3ヶ月ほど経った時(1対1でならどうにかこうにかコミュニケーションが取れるようになった)
- アメリカに来て1年ほど経った時(電話や会議の内容がそれなりにわかるようになった)
- アメリカに来て2年ほど経った時(自分発信で意見を述べたり、議論をかわしたりできるようになった)
グラフにすると、こんな感じですかね。
それぞれ、予兆という予兆はなく、気付いたらいきなりできるようになっていた、という感じでした。
まさに、自転車に乗れるようになった時のような感覚で、ある日突然できるようになって、一度「あれ、できるじゃん!」と思うと、「できないかもしれない。できなかったらどうしよう。」という不安が無くなって、以後はもうどんな場面でもスラスラとできるようになっていました。
1週間前までできなかったことができるようになっているのに気付いた時は、やっぱりちょっと感動モンでしたよ。
「あ、俺英語できてるやん!」て思いましたね。
続ければ成果は必ず出ると信じて続けるべし
年齢によって、上達の速度に当然違いはあると思うんですけど、それでもやっぱり英語は、続けることによって成果が出るモノだということは間違い無いです。
ただ、その成果の現れ方が、急カーブになっているだけ。
そのブレイクスルーを経験する前にやめてしまう人が多いのが、英語学習だと思います。
過去の記事に書いたTOEIC TESTを受けたのは、3度目のブレイクスルーの前でしたが、それでも初受験・準備なしでTOEIC 870点取れました。
ちゃんと準備をしていったら、今なら900点以上は取れるんじゃ無いかと思っています。
英語力は、知らない間に着実に伸びていたのです。
そんな僕から、英語学習で、成果が見えずにくじけそうになっている人に、是非とも伝えたいこと。
絶対に成果が出るから、成果が出るまで諦めずに頑張ってください!
英語学習についても、またボチボチ書いていきたいと思います。
質問や書いて欲しいことなど、あったらコメントとかくださいね。
それでは!
【神ソフト】スーパーマリオ64世代は嫁を質に入れてでも「スーパーマリオオデッセイ」を買うべき
どうもイッツミー!びずまんです。
アメリカではハロウィーンの季節にコスプレをすることが、渋谷の若者に限らず老若男女一般的なのですが、今年はスーパーマリオの格好をしました。
(著者近影、奥さんと)
そう!
今まさに!
スーパーマリオが旬なんです!
スーパーマリオオデッセイが出たぞ!
10月27日(金)に、Nintendo Switch で、スーパーマリオシリーズの最新作、スーパーマリオオデッセイが発売されました。
もうね、胸熱ですよね。
特に、私は小学生のときにNintendo 64 が発売されたので、友達の家で腐るほどスーパーマリオ64をやってました。
ソフトを持っていなかった僕は、よく遊びに行っていた友達の家でセーブデータを作ってもらっていたような記憶があります。
そのくせ、必死になってスターを集めていました。
ペンギンレースとかめっちゃやった。
なんなら友達の家のコントローラーをグリグリやり過ぎて一個壊した。
で、Nintendo Switch を奥さんのお兄さんに結婚祝いで貰って持っていたので、早速最新作のスーパーマリオオデッセイを購入してみました!
うおおおおおおおおおお!
いっつみぃぃぃx!
マリオおおおおっおおぉおぉっぉぉぉおあdふぁいw!
ってな感じで、最初からもうテンション上がりまくり。
3段ジャンプとか、バク転とか、ヒップアタックとか64時代のアクションをベースに、今作の醍醐味である帽子アクションを始めとした新アクションもてんこ盛りです。
無駄に最初の何もない草原みたいなところでヒャッフー!ヒャッフー!しまくりましたよ。
(注:ヒャッフー!=ダッシュジャンプ)
さらに、SwitchのJoy-Conとの相性抜群という任天堂さすがの作り込み。
Joy-Conをブンブンぶん回すだけで、帽子ブーメランをバシバシ飛ばして大量のクリボーをなぎ倒す爽快感は、さながら三國無双。
そして帽子アクション以外のもう一つの新要素が、キャプチャー。
帽子を敵キャラに向かって投げて、その敵キャラ(クリボーとかキラーとか、めっちゃおっきい恐竜とか)を乗っ取り、そのキャラ特有のアクションを使える(そして、そのアクションを使わないとクリアできないようになっている)、という今作の目玉アクションなんですが。
これね、もう完全にカービィ。
なりふり構わずいいとこ取りしてくる任天堂の姿勢が必死すぎる素晴らしいんだけど、それを凄まじい高レベルでユーザに提供してくるあたり、さすが任天堂やな、と思います。
まあとりあえず、騙されたと思って紹介映像を見てみて下さい。
もう、紹介映像だけでスーパーマリオオデッセイが欲しくなること間違いなしです。
マリオ64世代のおっさんがマリオオデッセイをオススメする理由
僕、スーパーマリオは本当に64以来久しぶりなんですが、だからこそマリオ64世代にこのマリオオデッセイをオススメしたいです。
昔懐かしい王道アクション
こういう王道アクションゲーム、スッゲー懐かしいなぁ!と思いました。
昔、マリオとかゴエモンとか、アクションゲームやってたなぁ、と懐かしくなっちゃいましたよ。
攻撃を避けながら飛んできた物を叩いて、それを敵に投げ返してダメージを与えるボス戦とか、
「あぁこんな王道アクションゲーム最近ないよなぁ」
と、思わず目頭が熱くなってしまいました。
マリオ64を思い起こさせる遊び心満載
今作もマリオ64のスターと同じように、パワームーンと呼ばれる物を集めることがゲームの一つの目的なんですが、やり込み要素として、色々な隠しパワームーンが至る所に仕掛けられています。
普通にクリアしていけば集められるもの、隠し通路に隠されているもの、ミニゲームでゲットできるもの、など、マリオ64と同じように色々なゲット方法があります。
このやり込み要素がなんとも嬉しい!
そして、これまたマリオ64の赤コインと同じような色の違う100コインも健在です。
これまたオッサン胸熱ですよ。
いっちょ集めてやろうか!と。
自分で書いててなんですが、自分のことオッサンて書くのに抵抗が無くなってきてます。
歳とったなぁ。
難易度も難しすぎず、ちょうどいいレベル
僕は、最近の凝ったばかりでムズいゲームってちょっとなぁ、て思ってしまうタイプなんですが、そんな僕にもちょうどいいレベルで、テンポよくサクサク進みます。
とりあえずストーリーを進めたい人はサクサク進んでいけるし、僕みたいに隠し要素も探しながらゆっくりじっくりやりたい人にも、同じステージでも飽きがこない作りになっています。
二人プレイもできるぞ!
このゲーム、帽子の国で出会ったキャッピーというど根性ガエル的お助けキャラがマリオの帽子になって、マリオと一緒に冒険する、という設定になっているんです。
これ、何も知らない友達に説明した時に、「ちょっと何言ってるかわからない」状態になったんですが、そんな方は動画をもう一回見直して出直して下さい。
僕の説明力の低さが原因ではありません。
で、面白いのが、その帽子のキャラを2人目のプレイヤーが操作して、お助けで参加できるのです。
これ、夫婦でやるのにめっちゃよくないですか?
ゴエモンにおけるエビス丸ポジションですよね。
ここら辺の協力プレイ要素も、オッサン世代を刺激する要素なのかなぁ、と思います。
ただし、夫婦でやる場合はくれぐれも夫婦喧嘩には気をつけて下さい。
僕は一度、奥さんとマリオカートをきっかけにどえらい喧嘩をしたことがありますので。
まとめ:スーパーマリオオデッセイをいますぐに買いなさい
久々に、アクションゲームなんてやってみましたけど、いやはや楽しいのなんのって。
色々理由はあれど、ゲームとして単純に面白すぎる。
さすが任天堂。Switchを発売してから半年以上あっためただけのことはありますね。
昔マリオ64にハマったことのある人は、100%買いだと思います。
ただ、昔だったら何時間でもゲームやってられましたけど、いまでは1時間半くらいやると、若干疲れを感じてしまうあたり、歳をとったなぁ、と思うのですが。
ゲームは1日1時間まで!という教えを今更になって守ることになろうとは。
人生とはわからんもんですね。
いずれにせよみなさん一緒にマリオオデッセイやりましょう!
それではまた!
人生のタイミングとは不思議なもの
どうも。びずまんです。
ここ最近、といっても3ヶ月くらいなんですが、何のために仕事をやっているのかがわからず、ストレスが溜まりに溜まり、眠れなくなるほど仕事を辞めたいと考える日々が続いていました。
大企業病を患っているわが社で、ポリシーもへったくれもない社内政治やプライドの守りあいみたいなものを間近で見ながら、社内説明のためだけの無意味な仕事を押し付けられるといった毎日。
仕事が忙しいとか、仕事量が多すぎるとかはどうでもいいんです。
意味のない(広い目で見れば意味ないことなんてないのかもしれませんが)仕事、非合理的な仕事に身を削ることの馬鹿馬鹿しさに耐え切れなくなりかけていたんです。
自分にとって何の意味もないことを毎日毎日せっせとすることほど苦痛なことはないんやな、といまさらになって痛感しています。
過去の記事でも書いてますが、お金とか幸せにおいては何の足しにもならんのです。
でも困ったことに、収入が下がるのはもちろん嫌なんですけどね。
で、数日前にとある事件があり、いよいよぶち切れ寸前ワッショーイ!てな具合になって、勢いで転職サイトとか登録してみたんですね。
気持ちだけでも、「いつだって辞めてやるぞ!」というふうにしようかと思って。
登録したらしたでやり取りとか情報登録とかホント面倒くさいんですが。
そしたら、次の日に音楽関係で知り合って、結婚パーティにも来てもらった本当に大好きな友達(といっても10歳年上なんですが)から、
「来年の8月にアメリカ遊びに行こうと思ってます!南部のブルースやジャズやカントリーのルーツを巡る旅しよう!」
というなんとも嬉しいメッセージが届きまして。
もう今すぐにでも辞めてやるぞこんな会社こんちくしょー!とか思ってたら、「とりあえず来年の8月までは頑張ってこの会社に居座るのもひとつやなぁ。」ってな具合になってます。今。
だってメンフィスとかニューオリンズとかめっちゃ楽しそうやん。
人生のタイミングはいつだって不思議
こういったことって、いつも本当に狙ったようなタイミングで起こるんですよね。
アメリカ子会社に出向が決まる前も、もう今すぐにでも辞めてやるぞこんな会社こんちくしょー!とか同じようなこと思ってたんですよ、やっぱり。
そしたらある日、部長と課長に呼ばれて、「アメリカ行きの話が来てるんやけど、どや?」と。
アメリカで仕事できるチャンスなんてそうそうないから、そしたらもう少し頑張ってみようかな、ってなったんです。
アメリカで仕事をするんであれば合理的で意見を言いやすい、より自己実現できる環境になって、やりがいも見出せるかもしれないゾ!と。
まあ実際は、結果的に日本側の仕事相手が日本にいたときよりも役職が上位の方々を相手にすることになって、より大企業の腐った部分を目の当たりにすることになったのですが。
でも、こういったタイミングのよさって、なんか運命的なもんを感じるんです。
神様とか宗教とか特に信じてはいないんですが、こういうタイミングがバッチリ過ぎることが起こったときは、「神様が見てんのかな。」って。
こういう、自分が思いもよらなかった機会がポッと現れたときは、流れに逆らわないほうがいいのかもしれません。
それでは!