準備なしでTOEIC TESTを初めて受けてみたら870点取れた僕が更に高得点を取るために何が必要かを伝授する
どうも。びず松です。
おそ松さん第二期、始まりましたね。
僕はまだ見られていないんですが、嫁が見たらしいので感想を聞いたら、「お腹痛いときに観たから面白いとかどうとかそれどころじゃなかった。」というワケのわからない返しをされました。
いったいどうなんだ。
さて、9月の頭に、近所でTOEICが受けられるということで、$75払って、TOEIC受けてきました。
試験前日にGardenscapesというスマホゲームにハマってしまい、朝4時くらいまでせっせとリンゴやら梨やらを消しまくり、ジジイとワンちゃんの相手をしながら庭を発展させまくったせいで睡眠不足だったので、開始直前に睡眠不足の味方、レッドブルを飲み干し、いざ目標の900点を目指して受験会場へ。
受験会場へ入り、番号を伝えてサインをすると、待合室みたいなところに案内されました。
待合室では、まだ少し暑い時期だったこともあり、露出の多い若い学生風のオネーチャンが多く、僕は当然テストの準備などするわけもなくオネーチャンのチラ見に集中。
待合室内はほとんどが、というか僕のいた部屋は100%アジア人でした。
目の前の席では、iPhoneで今年のキングオブコントの出場者決定のYahoo!ニュースの記事を読む男の子(日本人)。
それにつられて僕もキングオブコントの出場者をチェックしながら、初めて見知る「にゃんこスター」の女の子のサブカル系女子っぽい感じに心を奪われていると、時間が来て別室への案内をされました。(先日のキングオブコント、にゃんこスターよかったですね。かまいたちも昔からずっと好きなので優勝してよかったです。)
別室に集まって試験の説明が始まります。
ちなみに、同じ部屋の受験生は、全員が日本人でした。
「出身国」を書く欄があり、担当教官の方が「Japan」と該当コードをホワイトボードに書いた後に、「Any other country?」と受験者に聞いたところ、誰も手を上げない。
あらためて、TOEICをありがたがるのって、やっぱり日本人だけなんやなー、と思いました。
試験はリスニングが45分・100問、リーディングが75分・100問のマークシート方式。
満点はそれぞれ495点、計990点ですが、恐らく1問5点で全問正解しても198問正解しても、満点の990点になるのでは?と思います。
TOEICで高得点を取るためには
過去の記事で、今年の目標はTOEIC初受験、850点が目標、と書いていましたが、一応アメリカで仕事をしているので、もしかしたら勉強しなくても900点ぐらいは取れるんじゃないかな、と思っていました。
(職場はみんな日本語が話せるので、僕の英語レベルは全然高くないですし、「ぺらぺら喋られる」レベルとはとても言えませんが)
で、先日届いた結果は870点(リスニング455点/495点、リーディング415点/495点)だったんですが、実際に受けてみて感じたこと、こうすればもっと高得点を取れるんじゃないかと気づいたことを、これから受験する人のために、まとめてみたいと思います。
試験自体の練習が一番大事
まず思ったことは、試験自体のレベルはそこまで高くないこと。
そして、大学受験のセンター試験に近い感覚を持ったこと。
TOEIC TESTでは、じっくり考える、というよりは、反射神経が問われます。
しかも、英語に対する反射神経ではなく、テストに対する反射神経、という方が正しいでしょうか。
ですので、ある程度の文法は大丈夫、という人はとにかくちゃんと時間をはかって、模擬テスト形式で何度も何度もテストの練習をしてください。
普通にやると、おそらく時間が足りなくなることに気が付くと思います。
僕も、今回のテストでリスニングで考えすぎて次の問題を聞き逃したり、
リーディングで時間が足りなくなって何問かを適当にマークしたりしました。
まずは、このスピードに慣れ、全問を余裕をもって解け切れるように練習してください。
リーディングについては、どこから解いていくか、などの自分に合った時間配分の感覚も身に着けて挑めれば完璧だと思います。
僕も、このテストの練習さえしていけば、次回のテストではとりあえず900点を超えられる自信はありますので、これだけで30点~50点ほど点数アップできるのではないでしょうか。
模擬テストで弱点を把握し、重点的に勉強する
TOEIC TESTはリスニング、リーディングともに、問題形式や傾向がセクションごとに分かれています。
例えばリーディングであれば、文法的に正しいものを選ぶセクション(現在完了形 I haveの後に続くbe動詞は過去分詞系でbeenになる、といったもの)や、ビジネスメールの文章を読んでその内容についての質問が数問されるセクション(例えばミーティング時間の変更をお願いするメールを読んで、送信者が希望している新しいミーティング時間はいつか、といったもの)があります。
どちらも同じく1問5点、ということを考えると、まずはサッサと解ける文法問題を完璧にするのがいいでしょう。
文法セクションがほぼ完璧になったら、文章問題セクションで読むのに手間取った文章について、なぜ手間取ってしまったのか(単語がわからなかった、文章自体の流れがつかめなかった)などの分析と対策も実施する。
など、模擬試験からは、いろいろなテスト対策を行うことができます。
文章問題については、問題文を先に読んでいたら意外と全文を読まなくてもよかったのに、と解いていて後から思いました。
こういうのは、本当に「英語の勉強」というよりは「テスト対策」ですよね。
TOEIC TESTにはテクニックも大事です。
しなくてもいいと思うこと
単語帳、熟語帳の勉強はぶっちゃけ無駄
よくある「TOEIC単語帳」みたいなやつに出てくる難解な単語なんてほとんど出てこなかったことにびっくりしました。
僕も意気込んでTOEIC単語帳を購入してたんですが、結局サラッと読んでぜんぜん覚えられなさそうだったのでじっくり勉強せずじまい。
参考までに、購入した本をご紹介しておきます。
はっきり言って難しすぎるし、こんな難しい熟語覚える必要ない、っていうものが多い。
熟語が羅列してあるだけで頭にも入ってこないし、全然使いませんでした。
出てくる熟語も日常生活やビジネスでほとんど聞いたこともないものばかり。
これもちょっと難しい単語が多いかな。
同じく、頭に入ってこない。
レベル的にはちょうどいいかな、と思います。
文例などで覚える形式になっており、解説も丁寧で、まだ使いやすいかも。
僕にとってはすでに知ってるものが多かったので、結局は使いませんでしたが、この中だと一番マシ。
そもそも、単語帳、熟語帳って、脳への定着率すごい低いんですよね。
「勉強した気になるだけ」の勉強法の真骨頂、という感じで僕はおススメしません。
模擬テストでリスニングやリーディングでわからなかった単語、英語を喋る練習ができる環境にある人は、単語を知らずに言えなかった言葉、会話の中でわからなかった単語、などを積極的に調べてください。
個人的には、Google翻訳アプリがおススメです。
いつでもサッと単語を調べられること、発音を聴くことができること、に加えて、調べた単語の履歴が残るので、履歴が「自分だけの単語帳」としてそのまま使えること、が便利すぎます。
翻訳の精度的には多少弱く、「?」となる誤訳のときもあるので、そういった単語についてはあらためて検索したり辞書を引いたりすることも必要になってきますが、それを差し引いても、有能すぎる。
まとめ
まとめるとこんな感じ。
- 模擬試験による試験の練習が一番大事
- 模擬試験で弱点を把握し、対策を立てる&勉強する
- 単語帳、熟語帳の勉強はしなくていい
まあ、英語のレベル別である程度やり方は変えないといけない(単語帳好きな人いるんだろうなぁ)とは思うんですが、それでも、上にまとめたやり方が高得点とるための最短ルートだと僕は信じています。
ちなみに、年初に立てたTOEICスコアの目標(850点)は努力することもなくさっくりと達成してしまったのですが、その記事のTOEICの目標の真下に書いてある「携帯ゲームにハマらない」についてはGardenscapesのせいでまったく達成できていない、という結果になってしまいました。
精進です。(せっせと庭を整備しながら)
それでは!