びずまんぶろぐ

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ロサンゼルス駐在⇒転職して東京で外資系勤務のしがないサラリーマンのブログ。妻と娘の3人家族。

『月曜から夜ふかし』のフェフ姉さんと多田さんに生きる秘訣を教えて貰った気がした


こんにちは。ビズえもんです。

アメリカでは11月5日にサマータイムが終わり、軽く時空の歪みを感じながら1時間の未来から帰ってきました。(そういうシステムではない)

 

アメリカにも関わらず日本のバラエティ番組を見ることが趣味の僕は、月曜日はご飯を食べながら大好きな『月曜から夜ふかし』を見ています。

そんな『月曜から夜ふかし』の中でも特に好きなのが「フェフ姉さん」シリーズ。

 

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この嫌味のない素直さって、本当、才能だと思います。

ある種の天才でもあり、魅力。

魅力って不思議。

構成要素が全くわからない、得体の知れないステータス。

 

こういう無邪気な素直さって、なんかイライラしてムカつくタイプと、憎めない笑ってしまうタイプの2種類あると思うんですけど、フェフ姉さんと多田さんはまさに後者。

 

中学受験をして、良い大学入って、良い会社入って、それなりに仕事も認められて、っていう人生を送ってきた自分からすると(憎たらしい)、どう頑張ってもこういう素直さって手に入れられないから、憧れが半端ないんですよ。どう頑張っても僕はワニの英語を「ラコステ」って本気で言えない。ボケならまだしも。

昔、そういう話を一番の親友にしたら、「俺は良い大学入って、良い会社にストレートで就職が決まったお前が羨ましいから、単純に無い物ねだりやと思うけどな」と間髪入れずにズバッと言われたので、そういうことなんやろな、と思うようにはしてるんですけど。

 

この二人が、「ラコステ」みたいなことをもし狙って言ってたとしたら、それはもう興醒めなんですよね。

でも、そんな二人がたまに「字幕スーパーで美味しくして貰ってるだけで別に面白いこと言ってねぇからな」みたいな鋭いことも言ったりして、妙な賢さを見せつけて来るので、そういうところが一発屋で終わらない味わい深さを醸し出しているのかもしれません。まあ一般人に一発も二発もないんですけど

 

で、2017年11月6日の放送回で、この二人にまたしてもやられました。

 

この放送では、企画の主役である「フェフ姉さん」の相方である多田さんにスポットを当てていて、多田さんの実態や過去、なぜトリマーの資格を取得するために高卒認定試験を受けるのか、といった内容が紹介されていました。

 

『月曜から夜ふかし』の出演がきっかけで、家出をして疎遠になっていた母との連絡を4年ぶりに再開し、今では高卒認定を取ることで親孝行をしたい、という多田さん。

 

ここまでは、まぁいい。

へぇー、ふーん、あーそうなんやー、と。

バラエティ番組として、緩急の部分でいうと「緩」の部分に当たるエピソード、少ししっとりとした心温まる話の紹介。

今までスポットライトを当てられて来ず、名脇役的なポジションにいた多田さんを主役に据えた、いわばドラマのスピンオフ的な企画だったので、普通に考えれば笑いはいらない。

 

 

 

のですが。

 

 

 

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フー…(電子タバコの煙を吐く音)

 

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ごめんごめん興味がなかった

 

猛烈に「急」の方向に舵を取るフェフ姉さん。流れ一切無視

そしてまさかの満面の笑み

もうね、大好き。

 

と、同時に、毎日を楽しく生きるってこういうことなんかな、って。

多田さんも、安定の「いい話してんだろうが!」のツッコミ

 

この二人の力の抜け感、尊敬します。

 

「興味がないことは興味がない」

 

素直に生きねばなぁ、と。

僕の大好きなハンバートハンバートの「ぼくのお日さま」という曲に、

 

嫌いな時はノーと 好きなら好きと言えたら

 

という歌詞があります。

 

嫌いな時はノーと

好きなら好きと言えたらなぁ。

 

それでは!