「ヒットを打つのに靭帯は必要ないのか」論
靭帯を損傷し、現在、投手として登板できない大谷翔平選手が打者として好調のようです。
右肘靱帯に新たな損傷発覚後、7試合で打率.462だとか。
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地レンジャーズ戦に渡米後最長の8試合連続スタメン出場。打球速度170キロを超える痛烈なヒット2本で今季20度目のマルチ安打をマークし、チームの勝利に貢献した。右肘靭帯損傷で手術が必要と球団から発表されたはずの二刀流の大爆発に、エンゼルスの打撃コーチは「ヒットを打つのに靭帯は必要ないのか」と驚愕しているという。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が報じている。
(引用 : 2018/09/14 Yahoo! Japan ニュース/ Full-Count編集部)
僕もすこし前までロサンゼルスにいて、ちょうど大谷選手と入れ違いになって日本に帰国したこともあって、大谷翔平選手の活躍を現地で生でみられなかった悔しさもありますが、それでもやはり日本人選手の活躍は嬉しいものです。
で、僕が気になったのは、エンゼルスの打撃コーチが言ったという「ヒットを打つのに靭帯は必要ないのか」という言葉。
なんかリズムの良い、痺れる言葉じゃないですか?
カッコイイ。
たぶん、碇ゲンドウみたいな人が碇ゲンドウみたいな感じで言ったに違いありません。
「ヒットを打つのに…ATフィールドは必要ない、とでもいうのか…!?」
みたいなね。
靭帯じゃなくなってんじゃん。
で、思ったわけですよ。
僕も日常でなんかそれっぽいカッコイイこと言ってみたい…!と。
ということで、日常生活にこの言葉を応用できないか、すこし考えてみました。
断じて、ヒットを打つのに靭帯は必要か?という医学的野球論を述べるつもりはありませんので悪しからず。
「ヒットを打つのに靭帯は必要ないのか」みたいな言葉
アイドルに貞操観念は必要ないのか
もはやこれ、驚きを表す表現でもなんでもなくなってるところに、少し寂しさを感じてしまいますね。
手越祐也のような「逆に極限まで貞操観念を緩める」といった路線で売るアイドルまで出てくる始末。
この質問にはもはや「No need...」と答えるしかないです。
闇金で借りた金返せないのに腎臓は必要ないのか
あれ?腎臓は要らないの?
俺、借金返せないけど?いいの?
みたいなね。
うん、まあでも日常では使わないかな。
僕、カイジじゃないし。
ニットを着るのにおっぱいは必要ないのか
男子高校生が休み時間に議論してそう。
「俺は逆にない方がソソる」みたいな急に通ぶるやつ絶対に一人はいますよね。
ニットにおっぱいは必要に決まってんだろうがバカ!
セックスをするのにチ◯コは必要ないのか
なんかちょっとナゾナゾみたいになってませんか?
一瞬「ん...?」と考えてしまいます。
「いや、チ◯コは絶対に使わないから!なんならパンツ脱がないからセックスさせて!」
みたいな口説き文句、どうですかね?
「ん...?どういうこと...?」
となったら、押せばいけるかもしれません。
仕事してないのに金もらっていいのか
これはもうなんか、無能な社員とかに言ってやりたい。
日常で使えそうな感じはありますけど、まあでもこれもう悪口ですよね。
完全に「ヒットを打つのに靭帯は必要ないのか」感消えてるし。
相手を逆上させて取っ組み合いになった末、
「いや、大谷翔平が...へぶっ!」
みたいな感じで、言い訳してる途中に無能社員に殴りかかられそうです。
そこで、
「先輩っ!大丈夫ですかっ!」
なんつってニット着た後輩の巨乳女子社員が助けてくれて。
そんで、その後輩にこういうわけですよ。
「セックスをするのにチ◯コは...必要ないのか?」と。
...
というわけで、大谷翔平選手のYahoo!ニュース記事を見たときに「セックスをするのにチ◯コは必要ないのか」という言葉がふと浮かんだという理由だけで完全に見切り発車で書きはじめたら完全に迷走してしまいましたよ、という好例でした。
エンゼルスの打撃コーチが僕のブログを見たら
「ブログを書くのに推敲は必要ないのか!ジーザス!」
と言うことでしょう。