びずまんぶろぐ

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ロサンゼルス駐在⇒転職して東京で外資系勤務のしがないサラリーマンのブログ。妻と娘の3人家族。

【株初心者必読】株初心者は効率的に失敗を繰り返した方がいい


どうも、びずまんです。

 

この記事では、株などの投資初心者がどうやったら失敗を最小限に抑えながら投資を上達できるかについて書いています。

株をはじめ投資に興味をもって今から始めようと思っている人、初心者だけどどうすればいいかわからない人の参考になれば。

 

株(投資)の上達には経験が必要不可欠

僕もいろんな投資の教科書を読んできたのですが、そういった教科書の中で「結局は経験」的な結論になっているものってめちゃくちゃ多いんですね。

いきなり初心者には身もふたもない話ですが、僕も全くもってその通りだと思います。

結局、投資は経験です。

僕も投資を始めてからいろんな失敗を繰り返し、そしてそのたびに数十万円規模の損失を出してきました。

でも、その失敗がなければいまの自分はありません。

 

そういった経験があるからこそ「こういう銘柄やタイミングの取引はリスクが高いからしないほうがいい」とか「ある程度の確率でこういう動きの時はこうなるからこうしよう、もし外れてこうなったら損切りしよう」といった判断ができるようになりました。

そしてそういう判断が自分でできるからこそ、インターネットや雑誌などでの情報に踊らされなくもなりました。

 

こういった経験に基づくさまざまな心構えや考え方なんかは、当然もうほとんどが体系化されています。

特に重要なものは格言として端的に表されているほどです。

投資の名著を読んだことのある人ならお分かりかと思いますが、名著と呼ばれている書物のほとんどがテクニックではなく心構えや考え方にフォーカスしています。

いかに投資において心構えや考え方が重要か、ということですね。

 

ただ、その心構えや考え方を真に理解して実践するには、やはり経験が絶対的に必要です。

イチローの書籍を読んでもメジャーリーグでヒットを量産できないように、バフェットの書籍を読んでも投資で利益を量産できないのです。

初心者がいきなり投資で成功したい、と思うのは、野球初心者がいきなりメジャーリーグでヒットを量産したい、と思うくらい無謀なことなんです。

ここ、すごく大事。

 

僕は、こんな当たり前のことすら投資を始めた時にはわかっていませんでした。

当たり前のように利益を出し続けられるもんだと思い込んでいました。

いまから投資を始める人には、どうかこの当たり前のことを心に留めておいて欲しいですね。

 

経験をいかに積むか

それでは、投資を上達できるまでには何度も失敗を経験しなければいけないのか。

その答えは「イエス」です。

僕自身が手痛い失敗を繰り返して身をもってその感覚を身につけてきたのですが、その失敗があるからこそ「これは絶対にしてはいけない」という自分の中のストッパーが蓄積されてきました。

 

ただ同時に、なにもそれは「手痛い失敗」でなくてもよかったかな、とも思います。

失敗は積んだ方がいいです。

でも、受け入れられるレベルの失敗に留めていたとしても得られる経験値は変わらなかったかも、と思うんですね。

 

初心者が経験を積むための投資法

投資を上達するには失敗は積みましょう。

でも、その失敗のリスクは最小限に抑えましょう。

というのが僕が投資初心者に伝えたいことです。

 

「そんなこと言ったってどうすればいいかわからねーよ!」

と言われそうなので、失敗を「効率的に積む」ために僕が考えた失敗を効率的に積むための投資法をここで紹介します。

 

  • 投資資金の8割は「安定銘柄」に投資
  • 投資資金の残りの2割を自分の思うようにやってみる

 

ここでいう「安定銘柄」の条件は以下のとおりですので、厳格に守ってください。

これらの条件は、実際に僕が自分で投資する際に重視している条件でもあります。

自分で確信できる根拠があればこれから多少外れる銘柄にも投資しますが、それでも大きく外れるものは投資対象として選びません。

そして、この条件であれば中長期で保有するにもいい銘柄になります。

 

  • PERは20倍以下
  • PBRは2倍以下(できれば1倍付近)
  • 過去5期ほど利益を上げ続けている(赤字なし)
  • 配当をコンスタントに出している(できれば配当額が右肩上がり)
  • 将来の成長性がある
  • 出来高がそこそこあり、頻繁に売買されている

 

この投資方法で投資を行えば、おそらく以下のようなことがわかってくるのではないでしょうか。

 

  • 「安定銘柄」でも外部要因でかなり株価は変動する = タイミングと情勢読みが重要
  • 株価は「実態がどうか」ではなく「人々がどう思うか」で動く
  • 話題の会社や派手な会社は得てして過大評価されている
  • ある程度長期で見るとその会社の価値にある程度見合った株価に収束する
  • 「乗り遅れちゃいけない」と思った時点で既に乗り遅れている

 

そして、2割の「自分の思うようにやってみる」では気になった銘柄にどんどん投資して監視してみれば良いと思います。

ほとんどの初心者がそういった取引ではうまくいかない結果になると思いますが、そこで得られる経験はとてもとても貴重です。 

もしうまくいけば儲けもの。

なぜうまくいったかを考えて、その方法を自分のものにしていってください。

 

株(投資)は上達していくもの

スポーツでもなんでもそうですが、勉強と練習と試行錯誤をしながら、実践を積み重ねて経験を積むことでしか上達はあり得ません。

そしてそれは、投資も例外ではないのです。

ただ、逆に言えば、投資はそれらを適切に行えば必ず上達していくものだということです。

 

柔道ではまず怪我をしないように「受け身」を覚えます。

この記事で紹介した投資法を、投資を行う上での「受け身」として投資初心者に覚えていただければ、と思います。

 

それでは今日はこの辺で!