6694 ズームが2018年12月期決算発表 - 来期好予想を含めて好感され一時ストップ高
1日延期された結果、2月15日の正午に発表された6694 ズームの決算発表。
てっきり大引け後に発表されると思っていたので、昼休み終わりに株価を確認したらストップ高付近までいっていてびっくりしました。
ズームの決算発表、午後かと思ってたら正午でした。
— びずまん (@bizmanblog) 2019年2月15日
3日前に書いた予想がピタリであたると、さすがに嬉しすぎますね…
ハンター冥利につきる。(ジン)https://t.co/0XM1A7NbSt
先日も書きましたが、僕にとっては2018年12月期のズームの決算発表はこの決算ラッシュのひとつの山場でした。
財務諸表や配当額からの適正価値と株価が釣り合っていない時期があり、株価が低すぎた時期が長くありました。
というのも、出来高が極端に少なく、人気がなさ過ぎてズルズル下がってしまっていたのからなのですが、この手の株は仕手筋が入るなど、なにかキッカケがないとなかなか上がりません。
ただ、自分なりに財務諸表や決算説明資料、為替や情勢(米中など)などを勘案して年度決算の着地を予想して、自分の予想が会社予想より高かったため、決算次第では一気に上昇するのでは、と読んでいました。
(2019/2/12の記事より)
ただ、これ以上下落してもたかが知れていると判断して僕はせっせと集めてきました。
下の方でも触れますが、最近は信用でも集めてます。
2018年9月末時点の流動資産 - 負債合計 の3,659百万円程度が時価総額の最低ラインとすると、少なくとも株価1,600円くらいが底値だと思います。
また、2/14に決算発表(2018年12月期の第4四半期および通期)が予定されていますが、第2四半期時点の説明資料と第3四半期の決算を分析する限り、保守的に発表している会社予想に反して前年と同じくらいの好決算になるのではないかと。
第2四半期まで影響していた為替による原料高(2〜3ヶ月先の売り上げに影響)は2018年1月〜6月のものだったので円安に振れた下半期は好影響。
原料高の影響を受けて値上げを行なったことによる粗利率の改善も2018年第4四半期から寄与しはじめてるし、2018年7月から連結したMogar社の欧州におけるホリデーシーズンの売上貢献もあり、上半期に計上していた研究費も下半期はそこまでかかってないはず。
これらを加味すると、第4四半期は好決算だった第3四半期以上の利益があがり、会社の通期予想は上回ってくるのではと思います。
もし配当額が会社予想額を再度上回って当初予想並みに戻ったとすれば、株価2,000円は超えてくるでしょう。
ドン・ピシャリじゃね?
いや、ほんと株価が上がったことももちろん嬉しかったんですけど、それ以上に自分の読みが当たったことがめちゃめちゃ嬉しかったですね。
もう、仕事中に興奮してめっちゃズームの決算発表資料読み込んでました。(仕事しろ)
まさにハンター冥利。
ハンターじゃないけど。
正直、ここまでしっかり会社分析するのは、普通に働きながらの場合は中小規模で好きな会社2~3社くらいじゃないと無理かな、と思います。
大企業はなかなか3か月分の動きを正確に読むのは難しいですからね。
でも、ちゃんと会社分析できたらそれなりに業績と株価を読むことはできるんだな、ということがわかったので、いい勉強になりました。
ズーム株は現物1,000株、信用買1,000株ありますが、とりあえずは信用500株を2,000円台で利確(月曜日の値動き次第でライン様子見)、信用残りの500株はもう少し上で利確、現物1,000株は継続保有、と今のところ考えています。
まあ月曜日の動き次第ではあるのですが、2017年末ごろの2,500円~3,000円くらいもあるのかな?
あれば嬉しいんですけど...
それでは!