人生のタイミングとは不思議なもの
どうも。びずまんです。
ここ最近、といっても3ヶ月くらいなんですが、何のために仕事をやっているのかがわからず、ストレスが溜まりに溜まり、眠れなくなるほど仕事を辞めたいと考える日々が続いていました。
大企業病を患っているわが社で、ポリシーもへったくれもない社内政治やプライドの守りあいみたいなものを間近で見ながら、社内説明のためだけの無意味な仕事を押し付けられるといった毎日。
仕事が忙しいとか、仕事量が多すぎるとかはどうでもいいんです。
意味のない(広い目で見れば意味ないことなんてないのかもしれませんが)仕事、非合理的な仕事に身を削ることの馬鹿馬鹿しさに耐え切れなくなりかけていたんです。
自分にとって何の意味もないことを毎日毎日せっせとすることほど苦痛なことはないんやな、といまさらになって痛感しています。
過去の記事でも書いてますが、お金とか幸せにおいては何の足しにもならんのです。
でも困ったことに、収入が下がるのはもちろん嫌なんですけどね。
で、数日前にとある事件があり、いよいよぶち切れ寸前ワッショーイ!てな具合になって、勢いで転職サイトとか登録してみたんですね。
気持ちだけでも、「いつだって辞めてやるぞ!」というふうにしようかと思って。
登録したらしたでやり取りとか情報登録とかホント面倒くさいんですが。
そしたら、次の日に音楽関係で知り合って、結婚パーティにも来てもらった本当に大好きな友達(といっても10歳年上なんですが)から、
「来年の8月にアメリカ遊びに行こうと思ってます!南部のブルースやジャズやカントリーのルーツを巡る旅しよう!」
というなんとも嬉しいメッセージが届きまして。
もう今すぐにでも辞めてやるぞこんな会社こんちくしょー!とか思ってたら、「とりあえず来年の8月までは頑張ってこの会社に居座るのもひとつやなぁ。」ってな具合になってます。今。
だってメンフィスとかニューオリンズとかめっちゃ楽しそうやん。
人生のタイミングはいつだって不思議
こういったことって、いつも本当に狙ったようなタイミングで起こるんですよね。
アメリカ子会社に出向が決まる前も、もう今すぐにでも辞めてやるぞこんな会社こんちくしょー!とか同じようなこと思ってたんですよ、やっぱり。
そしたらある日、部長と課長に呼ばれて、「アメリカ行きの話が来てるんやけど、どや?」と。
アメリカで仕事できるチャンスなんてそうそうないから、そしたらもう少し頑張ってみようかな、ってなったんです。
アメリカで仕事をするんであれば合理的で意見を言いやすい、より自己実現できる環境になって、やりがいも見出せるかもしれないゾ!と。
まあ実際は、結果的に日本側の仕事相手が日本にいたときよりも役職が上位の方々を相手にすることになって、より大企業の腐った部分を目の当たりにすることになったのですが。
でも、こういったタイミングのよさって、なんか運命的なもんを感じるんです。
神様とか宗教とか特に信じてはいないんですが、こういうタイミングがバッチリ過ぎることが起こったときは、「神様が見てんのかな。」って。
こういう、自分が思いもよらなかった機会がポッと現れたときは、流れに逆らわないほうがいいのかもしれません。
それでは!