びずまんぶろぐ

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ロサンゼルス駐在⇒転職して東京で外資系勤務のしがないサラリーマンのブログ。妻と娘の3人家族。

【アラサー独身男女に捧ぐ】コンビニでアイスを決めるノリで結婚を決めてもいいという話


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こんにちは。新婚びずまんです。

今日は結婚の話について書きます。

 

僕は、2015年の7月に、現地駐在員として27歳でアメリカにやってきました。

その当時は彼女もおらず、駐在期間はだいたい5年くらい、と聞いていたので、

 

「32歳で帰国して、だいたい35歳くらいまでに結婚できればいいなぁ。32歳で独身でもまあ最近ならアリか。」

 

なんて渡米前は考えていた。

 

しかし、そんな目論見は見事に外れ、渡米の2ヵ月後、9月にはいまの奥さんと出会い、10月には付き合い始めと同時に同棲を始め、11月には奥さんの両親と会っていた。(正式にじゃないけど)

 

そして、翌年の5月にはもう入籍し、

あっという間に僕は「夫」にジョブチェンジしていた。

 

プロポーズをしたかどうかは全く覚えていないのだが(奥さんいわく「されていない」そうだ)、結婚したのは本当に自然の成り行きというか、考えて結論を出したとかそういう感じではなく、「まあ結婚するのかな」という感じで、いつの間にか結婚に向けて動き出していて、気が付いたら結婚していた、という具合だった。うちの家族も相手の家族も、かなりすんなりと受け入れてくれたので、なにも心配することはないのかな、とは思ったのだが。

 

ただ、一部の周りの諸先輩方の中には、「心配だ」「そんなに早く結婚を決めてもいいのか」なんてことを言う人もそれなりにいた。

 

そりゃ後輩が、

 

「出会って1ヶ月で付き合った彼女と、1年も経たないんですけど、結婚するんです。てへぺろ☆」

 

なんて言いだしたら、僕だって全力で止めにかかるかもしれない。

いま文章に書き起こしてみて、「なんだこのゆとりは」と思ったくらいだ。

 

でも、実際のところ、出会ってどれくらいで付き合ったとか、付き合ってどのくらいで結婚したとか、そんなことは関係なく、いま、僕と奥さんは一緒にいて、幸せを感じているのだ。

 

もちろん、付き合いが短い分、ものすごくいっぱい喧嘩はするし、お互いの嫌いなところは数え切れないほどある。育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めない。夏がダメだったりセロリが好きだったりするのだ。そして、おそらく、喧嘩も相手の嫌いなところも、これからもっともっと増えていくと思う。(僕からするとそれは夫婦のあり方としてすごく正しいので、喧嘩を全然しない夫婦の話も聞いてはみたいのだが。)

 

でも、僕にとって重要だったのは、相手が

 

どんな性格かとか、

どんな容姿かとか、

どんなステータスかとか、

 

そういうことではなくて、

 

僕と夫婦として一生を過ごそうとしてくれているかどうか、

 

ということただひとつだけだった。

その点は、最初からいままで、奥さんのことをずっと信頼している。

 

そこさえお互いに信頼できれば、二人でお互いにとっていい方向に向かうためにはどうすればいいか、ということを考えるだけでいいのである。話し合ったり、喧嘩をしたりしながら。

そこさえお互いに信頼していれば、二人とも根気強いのである。食い違うことがあっても、諦めないのである。

 

ただ、こういうことを結婚前に考えていたかというと、なんとなく考えていたような気はするのだが、ほとんど直感でそう感じていた、というほうが正しいような気はする。

 

人間の直感とは、すごいものだ。

 

まとめ

で、何が言いたいのかというと、

 

「周りの目を気にして結婚を悩んでいる人はとりあえず結婚すれば?」

「付き合うかどうか悩んでるならとりあえず付き合ってみてから考えれば?」

 

ということ。

 

結婚してからどうなるか、付き合ってからどうなるか、はそれをしてみてからしかわからない。人生出たとこ勝負なのである。

そして、意外とやってみると、だいたいのことは何とかなる。案ずるより産むが易しなのである。

それでも踏ん切りがつかないなら、「直感でYES」と言えない相手だということで、すっぱり次にいけばいいんじゃない?

 

最近、未婚の20代や30代、はたまた、異性と付き合ったことのない若い人たちが増えているらしい。後輩とか周りでも何人かそういう人がいるのだが、総じて「頭でごちゃごちゃ考えすぎている」だけのような気がする。

 

かく言う僕も昔はそうだった。

中学、高校、と男子校で育ち、こと男女関係についてはごちゃごちゃ考え過ぎていた。

 

でも、かなり昔からの親友(女)が、その僕のごちゃごちゃをいつも「アホちゃう」「めんどくさ」と言ってくれていたので、僕も少しずつ変わっていった。

 

その親友が結婚したときに、

 

「結婚なんてな、コンビ二でアイスどれにしよかな、て決めるぐらいのノリでしたらええねん。そんな難しく考えんでもええねん。」

 

と言っていた。

 

いま思えば、最終的に僕の背中を押したのは、この言葉だったのかもしれない。