6694 ズームが2018年12月期決算発表 - 来期好予想を含めて好感され一時ストップ高
1日延期された結果、2月15日の正午に発表された6694 ズームの決算発表。
てっきり大引け後に発表されると思っていたので、昼休み終わりに株価を確認したらストップ高付近までいっていてびっくりしました。
ズームの決算発表、午後かと思ってたら正午でした。
— びずまん (@bizmanblog) 2019年2月15日
3日前に書いた予想がピタリであたると、さすがに嬉しすぎますね…
ハンター冥利につきる。(ジン)https://t.co/0XM1A7NbSt
先日も書きましたが、僕にとっては2018年12月期のズームの決算発表はこの決算ラッシュのひとつの山場でした。
財務諸表や配当額からの適正価値と株価が釣り合っていない時期があり、株価が低すぎた時期が長くありました。
というのも、出来高が極端に少なく、人気がなさ過ぎてズルズル下がってしまっていたのからなのですが、この手の株は仕手筋が入るなど、なにかキッカケがないとなかなか上がりません。
ただ、自分なりに財務諸表や決算説明資料、為替や情勢(米中など)などを勘案して年度決算の着地を予想して、自分の予想が会社予想より高かったため、決算次第では一気に上昇するのでは、と読んでいました。
(2019/2/12の記事より)
ただ、これ以上下落してもたかが知れていると判断して僕はせっせと集めてきました。
下の方でも触れますが、最近は信用でも集めてます。
2018年9月末時点の流動資産 - 負債合計 の3,659百万円程度が時価総額の最低ラインとすると、少なくとも株価1,600円くらいが底値だと思います。
また、2/14に決算発表(2018年12月期の第4四半期および通期)が予定されていますが、第2四半期時点の説明資料と第3四半期の決算を分析する限り、保守的に発表している会社予想に反して前年と同じくらいの好決算になるのではないかと。
第2四半期まで影響していた為替による原料高(2〜3ヶ月先の売り上げに影響)は2018年1月〜6月のものだったので円安に振れた下半期は好影響。
原料高の影響を受けて値上げを行なったことによる粗利率の改善も2018年第4四半期から寄与しはじめてるし、2018年7月から連結したMogar社の欧州におけるホリデーシーズンの売上貢献もあり、上半期に計上していた研究費も下半期はそこまでかかってないはず。
これらを加味すると、第4四半期は好決算だった第3四半期以上の利益があがり、会社の通期予想は上回ってくるのではと思います。
もし配当額が会社予想額を再度上回って当初予想並みに戻ったとすれば、株価2,000円は超えてくるでしょう。
ドン・ピシャリじゃね?
いや、ほんと株価が上がったことももちろん嬉しかったんですけど、それ以上に自分の読みが当たったことがめちゃめちゃ嬉しかったですね。
もう、仕事中に興奮してめっちゃズームの決算発表資料読み込んでました。(仕事しろ)
まさにハンター冥利。
ハンターじゃないけど。
正直、ここまでしっかり会社分析するのは、普通に働きながらの場合は中小規模で好きな会社2~3社くらいじゃないと無理かな、と思います。
大企業はなかなか3か月分の動きを正確に読むのは難しいですからね。
でも、ちゃんと会社分析できたらそれなりに業績と株価を読むことはできるんだな、ということがわかったので、いい勉強になりました。
ズーム株は現物1,000株、信用買1,000株ありますが、とりあえずは信用500株を2,000円台で利確(月曜日の値動き次第でライン様子見)、信用残りの500株はもう少し上で利確、現物1,000株は継続保有、と今のところ考えています。
まあ月曜日の動き次第ではあるのですが、2017年末ごろの2,500円~3,000円くらいもあるのかな?
あれば嬉しいんですけど...
それでは!
6694 ズームが決算発表を1日延期
ズームの2018年12月期の決算発表、楽しみにしていたんですが、延期が発表されましたね。
ただ、延期はたったの1日ですので、重大な修正、というわけではなさそうです。
https://file.swcms.net/file/zoom/ja/news/auto_20190214477527/pdfFile.pdf
ズームの発表では、
保有する金型の減価償却費を棚卸資産と売上原価とに按分しておりますが、本日、当該配賦計算に誤りがあることが判明いたしました。
とありますが、その元となるであろう金型は「保有する」とありますので、ズーム社のBSに有形固定資産として計上されているであろうと予想できます。
おそらく、金型の償却費をすでに販売した資産にかかる分を原価、未販売の棚卸資産にかかる分を「商品及び製品」に一定の配賦率を用いるなどのロジックで配賦していたのでしょう。
2018年9月末時点でのBSを見てみると、有形固定資産の残高は合計で216,069千円です。
一方、減価償却費の配賦先である棚卸資産(商品及び製品)は1,861,068千円、売上原価は3四半期累計で3,580,908千円です。
原価全体からするとほとんど影響はなさそうですが、純利益ベースでみるとそこそこの影響がある(数千万円規模?)からこんなギリギリのタイミングで修正を決めたのでしょうか。
このバタバタ具合が、最近上場したばかりの中小企業のアマチュア感たっぷりです。
ズームの決算発表を楽しみにしていたので少し水を差されたような気になりましたが、果たしてどれくらいの影響があるのか。
改めて、明日の決算発表が不安ではありますが、少し楽しみでもありますね…!
それでは。
2019/2/13 日経平均続伸
上げ幅は昨日よりも少ないものの、日経平均が続伸して21,000円の大台を回復しましたね。
21,000円台の回復は約2ヶ月ぶり。
窓を開けての上昇でしたが、引き続き米ドル円と米中の動向を睨みながらの状況が続きそうです。
このまま22,000円までは3月半ばごろまでに回復してくれればと思いますが。
今日、保有銘柄も4507 塩野義製薬以外は順調に上げましたが、なんといっても9984 ソフトバンクグループはまだまだ強かった。
今日も一時775円(+7.75%)上昇、終値は505円(4.92%)プラスでした。
昨日書いた通り、11,000円になったら一部利確しようと思っていたので、流石に100株だけ11,000円指値で利確しました。
利益幅が大きい建玉を残しておくと「まだ余裕があるから大丈夫」とポジションを外すタイミングが鈍ると思ったので、一番利益幅が大きい建値7,724円のものから利確。
とりあえずは大きく利益を出せて良かったです。
明日は引け後に6694 ズームの決算発表があるので、僕にとっては3月までのひとつの山場ですね。
楽しみでもあり不安であり…ドキドキ…
それでは!
2019年2月12日時点の投資ポジション整理
こんにちはびずまんです。
今日から3連休明けの相場が始まりました。
だいたいの企業の12月の決算(ほとんどの日本企業は第3四半期)は超えましたが、ここから相場がどうなるのか、自分のポジションをどのように見ていくのか、を一度整理しておきます。
今日現在ダウは$25,000まで回復しており2018年の上半期並まで戻しています。
米ドル円為替も110円まで戻しているので、日経平均も22,000円程度までは戻してもおかしくないのですが、まだ少し足踏みしている印象ですね。
今日2/12は米ドル円為替相場を好感したのかかなり上げましたが、米中関係をはじめとした環境リスクは依然として残っており、いつでもガクっとくる可能性は否定できず。
それでも短期的には日経平均22,000円程度までは引き続き戻る動きになると予想しているので、現状は基本的に、現在保有している銘柄をホールドして出口戦略を練るタイミングかな、と。
それでは保有している銘柄をみていきます。
現物保有株一覧
現在現物で保有している銘柄は以下の3銘柄です。
- 3104 富士紡ホールディングス 200株 平均取得単価 2,835.6円
- 5011 ニチレキ 300株 平均取得単価 1,362.6円
- 6694 ズーム 1,000株 平均取得単価 1,518.4円
最近、短期銘柄はほとんど信用で買っているので、現物保有はある程度中長期保有しようと思っている銘柄のみになっています。
3104 富士紡ホールディングス
購入時期 : 2019年2月
最近購入しました。
購入した理由は、単純にこの会社のボクサーパンツ(B.V.D.)が大好きで愛用しているから。単純!
僕は普段履くボクサーパンツを全て富士紡ホールディングスが作っているB.V.D.に統一しています。
製品はすごくいいので、会社に対する信用度は高いです。
そして、PER10強、PBR1倍程度、配当額も順調に増えており、配当利回りも3%強。
成長は少し鈍化しているものの、安定した業績で長期投資向きだと思ったので購入しました。
最新の決算もそこまで悪くなく、2018年初から下がり続けていた株価も一旦2,400円くらいで底打ちしたのかな、という印象。
20%程度の値上がり(3,400円程度)で利確するかもしれませんが、長期でも持ち続けたい銘柄です。
5011 ニチレキ
購入時期 : 2017年11月
オリンピック関連銘柄(道路舗装関係)ということでアメリカにいるときに購入しましたが、完全に高値掴みして塩漬け状態になってしまっています。
とはいえPER10以下、PBR1倍以下、配当利回りも2.5%以上と、株の価値的にはそこまで悪くないのでガクンと値崩れしなさそう。
保有総額もそこまで大きくないのでわざわざいま現時点で損切りしてまで他の銘柄に回す必要もないかな、と思い様子見しています。
最近出た決算もそこまで悪くなかったので、いま少しずつ回復していますし。
まあ、こういうのをスパッと損切りできるようにならないといけないのかな…と思いつつ…。
6694 ズーム
購入時期 : 2018年8月〜2019年1月
2017年の上場からずっと見守ってきていて、何度も売り買いしている銘柄。
過去の記事でもズームについては触れたことがあります。
音楽活動をしているもしくはしていた人にはかなり馴染みのある会社だとは思いますが、一般人には見向きもされない中小企業です。
ゆえに出来高が少なすぎ。
とはいえ製品は安くていいものが多いし、売り上げの大半は日本ではなく北米や欧州で、なかなかグローバル企業ではあるんですけど。
PER10代20以下、PBR1倍以下、配当利回りも2.5%程度。(株価1,600円、40円配当と仮定すると)
2017年12月期の業績が良かった反面、2018年12月期の第1、第2四半期と不調で配当額も当初予想から減額して前期同額予想に下方修正したために2017年末に3,000円以上あった株価が下がり続けて一時1,200円まで落ちてしまいました。
2018年第3四半期(9月)時点で自己株除く発行済株式が228万株、現預金が27億円だったので、株価1,200円なら時価総額がほぼ現預金と同額なので、流石に落ちすぎ。
この銘柄、知名度と人気がなさすぎて取引高も極端に少なく、下がるときはとことん下がるんですよね。
ただ、これ以上下落してもたかが知れていると判断して僕はせっせと集めてきました。
下の方でも触れますが、最近は信用でも集めてます。
2018年9月末時点の流動資産 - 負債合計 の3,659百万円程度が時価総額の最低ラインとすると、少なくとも株価1,600円くらいが底値だと思います。
また、2/14に決算発表(2018年12月期の第4四半期および通期)が予定されていますが、第2四半期時点の説明資料と第3四半期の決算を分析する限り、保守的に発表している会社予想に反して前年と同じくらいの好決算になるのではないかと。
第2四半期まで影響していた為替による原料高(2〜3ヶ月先の売り上げに影響)は2018年1月〜6月のものだったので円安に振れた下半期は好影響。
原料高の影響を受けて値上げを行なったことによる粗利率の改善も2018年第4四半期から寄与しはじめてるし、2018年7月から連結したMogar社の欧州におけるホリデーシーズンの売上貢献もあり、上半期に計上していた研究費も下半期はそこまでかかってないはず。
これらを加味すると、第4四半期は好決算だった第3四半期以上の利益があがり、会社の通期予想は上回ってくるのではと思います。
もし配当額が会社予想額を再度上回って当初予想並みに戻ったとすれば、株価2,000円は超えてくるでしょう。
2/14発表の決算内容を見て、改めて利確or損切りライン、長期保有するか否かを見極めたいと思います。
信用建玉一覧
現在信用建している銘柄は以下の4銘柄です。
- 4507 塩野義製薬 買建100株 平均建単価 6,450.0円
- 5011 ニチレキ 買建200株 平均建単価 998.5円
- 6694 ズーム 買建1,000株 平均建単価 1,474.0円
- 9984 ソフトバンクグループ 買建400株 平均建単価 8,852.0円
ニチレキ、ズームに関しては現物でも保有しているので、保有銘柄数としては合計で5つですね。
4507 塩野義製薬
買建時期 : 2019年1月
インフルエンザ新薬「ゾフルーザ」のヒットを見越して1月頭に少しあがりだしたころに仕込み。
いまのところまだ見込んだほどは上がっていませんが、今日2/12は300円以上上げました。
とはいえ上げ幅は限定的ととらえているので、10%上昇で利確、5%下落で損切りします。
5011 ニチレキ
買建時期 : 2019年1月
銘柄については現物で書いたとおりですが、2017年からずっと見守ってきた銘柄なので、安くなったところを押し目判断で買建しました。
最近の決算発表を受けて株価が上昇している(2019/02/12終値1,120円)ので、買建だけでみればいまのところ10%以上利益が出ています。
20%で利確、もしくは下げ基調に入れば利確します。
6694 ズーム
買建時期 : 2019年1月〜2月
銘柄については現物で書いたとおりで、2/14の決算発表で上昇すると見込んでおり、もし下げても限定的と判断して買建で集めました。
こちらも2/14発表の決算内容を見て利確or損切りライン見極めですが、信用建なので長期保有の予定はありません。
9984 ソフトバンクグループ
買建時期 : 2019年1月〜2月
チャートからあまりにも下げすぎてると判断して200株を1月に購入(7,724円、8,360円)し、決算発表でさらに200株追加しました。(9,353円、9,971円)
最近発表された好決算と自社株買いを受けて、短期でも株価は12,000円を目指すと予想しています。
とりあえずは11,000円で100〜200株利確しようと思っていますが、ソフトバンクグループの投資先などは非常に魅力的で、そのひとつの目玉でもあるUberの上場なども控えています。
正直、ソフトバンクグループはバークシャー・ハサウェイのような存在になれるんではないかと思っているので、信用を全て処理したあとは現物長期保有に切り替える可能性も。
この銘柄はチャートを注意深く監視しながらどう処理するかを決めたいですが、いずれにせよ長期的に上昇していくのではないでしょうか。
総括
とりあえず3月まではこのまま様子見が続きそうかな、と思っています。
相場やチャートをみながら、必要に応じてポジションは外しますが。
とりあえずは2/14発表の6694 ズームの決算がどう出るか、ですね。
それでは!
いまの若者たちはそろそろ「借金をした方が得」な時代であることに気が付いた方がいい
僕は今31歳ですが、僕たちの世代って親から「借金は悪」という固定観念を植え付けられてきた世代なんですよね。
僕たちの親世代が僕たちくらいの年齢のころ、つまりバブルのころの住宅ローンって、金利6~8%だったんですよ。
例えば5,000万円を年利6%の固定、35年間の元利均等で借り入れたとすると、ローン返済総額は利息も入れて約1億2,000万円になります。
5,000万円しか借り入れてないのに、1億2,000万円返済しなければいけないんです。
返済額の半分以上は利息支払、という状態だったんです。
もうね、わけがわからない。
それでも、バブルの時はみんながお金を借りて住宅を買いました。
みんな「土地や住宅価格、物価、給料すべてがドンドン上がっていくから、売れば逆に利益が出る」と信じていたから。
そしてバブルがはじけ、住宅を売っても住宅価格が下落してしまって膨れ上がった借金を完済することができず、僕たちの親世代は泣く泣く借金を払い続けてきました。
そしてそんな苦い体験から、子供に「借金は悪」という固定観念を植え付けたんです。
だからこそ、僕たち世代でも「住宅を購入する頭金を貯金するために今は少し狭めの賃貸をしている」とか「頭金を1,000万円支払って家を購入した」とかっていう話をよく聞きます。
なぜなら「借金は悪だからなるべく少ない方がいい」という固定観念をみんなが信じているから。
でも、果たしてそうなんでしょうか。
僕も最近住宅を購入したんですが、いろいろシミュレーションしたりしたんですけど、どう考えても全額ローン組んだ方が得なんですよね。
僕がもし現金一括支払いで家を購入できる状況であったとしても、僕はローンを組みます。
そして、将来的に住宅を購入する予定があってその予定が変わらないなら、いますぐ賃貸をやめて全額ローンを組んで住宅を購入した方がいいです。(それでも当然初期費用は数百万円かかるんで、そのお金があればですけど)
例えば今現在、先ほどの例と同様に5,000万円借り入れて住宅を購入するとしましょう。
現在の金利は変動なら0.5%を切る水準、全期間固定でも1.0%強です。
最近審査してもらった僕のローンの利率はSBI銀行で変動0.457%でした。
ここでは金利変動リスクを無視して考えるために、固定金利1.0%と仮定して考えます。
もし頭金を1,000万円支払って35年間の元利均等で借り入れをした場合、ローン返済総額は利息と頭金も入れて約5,700万円になります。
一方、全額ローンで同条件で借り入れをした場合、ローン返済総額は約5,900万円になります。
バブル時期とそもそもの返済総額が全然違うことは一目瞭然ですが、頭金を入れるかどうかについてはどう思いますか?
「ほらやっぱり差額200万円も違うじゃないか」
と思いますか?
実は全然そんなことないんですよ。
ここで重要なのは、手元に置いておいた1,000万円の価値です。
1,000万円くらいあれば、安定運用をしたとしても2%くらいの資産運用益は継続的にあげることが可能です。
200万円程度であれば複利計算して10年ほどで元が取れますし、35年なら1,000万円の資産運用益があがります。
僕なら、1,000万円手元にあったとしても借りられるのであれば絶対にローンを組みます。
なぜなら、今の時代は借金した方が得だからです。
もしくは、1,000万円を貯めるまでに支払う家賃の金額はどうでしょう。
僕はいま家賃月額16万円のところに住んでいます。
そうすると年間約200万円支払い家賃にかかることになるので、1年以内に1,000万円貯められるわけではないなら家賃支払いだけを考えても、やはり今すぐにフルローンで住宅購入した方が得、ということになります。(支払総額の差額が200万円だから)
いま企業では「いかにこのタイミングにたくさん借金をしておくか」という対策を講じています。
なぜなら「借金をしたほうが得」ということが各企業の財務部門の共通認識としてわかりきっていることだからです。
そして「借金をした方が得」なのはなにも企業だけじゃないんです。
個人も同様に、いまは「借金をした方が得」な時代なんです。
僕はこのことに、自分が住宅購入を真剣に検討して初めて気が付きました。
それまでは、当然のように
「借金は悪」
「住宅購入するなら頭金を貯金してからの方がいい」
と盲目的に信じて、疑うことすらしていませんでした。
僕と同世代の人たちのなかには、昔の僕と同じように盲目的に「借金は悪」という固定観念を信じている人って結構多いんじゃないかな、と思うんですよね。
そういう人にはそろそろ「借金をした方が得」な時代であることに気が付いてほしいですね。
会員登録不要のANA国内線無料Wi-Fi を使ってみた。気になる速度は?
びずまんです。
ただいま嫁ちゃんの里帰り出産のために、実家の福岡に向かう機内で記事を書き始めています。
ところで、飛行機内でメールの返信する、ってなんかデキるサラリーマンっぽくてすこし憧れませんか?
ですが、わざわざお金を払ってまでWi-Fiを飛行機内で使うこともないので、僕は飛行機のWi-Fiサービスをこれまで利用したことがありませんでした。
そんななか、JALは2017年6月、ANAは2018年4月から国内線のWi-Fiサービスを無料化しました。
現在ではJAL、ANAでは一部機材を除き国内線のWi-Fiサービスが無料で利用できます。
今回、東京羽田発福岡行のANA便を利用したので、ANAの国内線無料Wi-Fiがどれくらい使えるのか実際に使って試してみました。
結論から言うと、まだまだ速度が遅すぎて普段通りのインターネット利用ができるレベルではなく、あくまで「おまけ」程度かなぁ、というのが正直な感想でした。
Wi-Fi接続までは登録等不要でスムーズ
空港の無料Wi-Fiサービスや街中で使える無料Wi-Fiサービスの中には、名前などの情報を入力して会員登録したりと面倒な手続きが必要なものもあります。
しかしANAの機内無料Wi-Fiサービス利用ではメールアドレスを入力するだけ。
会員登録等は不要なので、Wi-Fiに接続するまでは割とスムーズでした。
以下ではiPhone(iOS)を利用したWi-Fi接続の手順を掲載しますが、AndroidやPCなどでも同様の手順で接続できるのではないかと思います。
1. Wi-Fi通信のみをオンにし、ANA-WiFi-Service に接続
機内モード中に、Wi-Fi接続のみをオンにし、"ANA-WiFi-Service"に接続します。
2. 「インターネット接続はこちら」をクリック
ブラウザを開くとANAのサービスサイトに自動的に接続するので「インターネット接続はこちら」をクリックします。
3. さらに「インターネット無料接続 こちらから」をクリック
画面の指示に従って「インターネット無料接続 こちらから」をクリックします。
4. Eメールアドレスを入力し利用規約に同意して「接続」
注意書きや規約を確認し、「接続」をクリックします。
5. 無事インターネットに接続完了
無事に手続きが完了し、インターネットに接続されます。
また、入力したEメールアドレスに確認のEメールが送信されてきます。
回線速度や使用感
インターネット接続までの手続きはだいたい2〜3分程度で完了しました。
動画閲覧やアプリのダウンロードはサービス利用規約上できない、ということになっていますので、インターネットブラウジング、Eメールの確認やtwitter などのSNSのほかに、ピッコマなどの電子漫画アプリの使用も試してみました。
実際に使ってみた感想としては、回線速度がかなり遅くて、ストレスなくインターネットを利用するにはまだほど遠いというのが正直なところでした。
- Webサイト閲覧: ページ移動などに時間がかかり、若干ストレスを感じる
- Eメールの確認: 文書データのみであれば快適(写真や添付ファイルなどのダウンロードは遅い)
- twitter などのSNS: 文書データのみであれば快適(写真や動画の読み込みは遅い)
- ピッコマ(漫画アプリ)の閲覧: 画像の読み込みに時間がかかりストレスがある
また、実際に回線速度をウェブアプリで計測してみると…
少し見づらいですが、
下り(ダウンロード)速度: 0.55Mb/s
上り(アップロード)速度: 0.18Mb/s
というテスト結果がでました。
普段の携帯電話の4G LTE回線では平均して下り速度10Mb/s程度。
下り速度が1Mb/sでだいたい「写真が多い、動画が貼られているサイトを開くときに時間がかかる」程度ですので、0.55Mb/sはかなり遅いですね。
回線速度を考えると、現時点(2018年9月時点)ではあくまで文字のEメールのやり取りやちょっとした調べもの等をするためのインターネット接続と割り切った方がよさそうです。
まとめ
無料化されたANAの国内線無料Wi-Fiサービスを使ってみた感想でしたが、登録不要で気軽に利用できるもののやや速度不足、といった結果に。
機内無料Wi-Fiサービスを使って普段の感覚でインターネットを利用できる、ということはありませんでした。
現時点では仕事上のEメールのやり取り等、限定的な使い方しかできない、と考えておいた方が良いと思います。
とはいえ技術の進歩は速いので、機内Wi-Fiも近い将来、3G回線や4G LTE回線程度のインターネット速度になってくれることを期待しています。
今日のところはこのへんで。
「ヒットを打つのに靭帯は必要ないのか」論
靭帯を損傷し、現在、投手として登板できない大谷翔平選手が打者として好調のようです。
右肘靱帯に新たな損傷発覚後、7試合で打率.462だとか。
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地レンジャーズ戦に渡米後最長の8試合連続スタメン出場。打球速度170キロを超える痛烈なヒット2本で今季20度目のマルチ安打をマークし、チームの勝利に貢献した。右肘靭帯損傷で手術が必要と球団から発表されたはずの二刀流の大爆発に、エンゼルスの打撃コーチは「ヒットを打つのに靭帯は必要ないのか」と驚愕しているという。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が報じている。
(引用 : 2018/09/14 Yahoo! Japan ニュース/ Full-Count編集部)
僕もすこし前までロサンゼルスにいて、ちょうど大谷選手と入れ違いになって日本に帰国したこともあって、大谷翔平選手の活躍を現地で生でみられなかった悔しさもありますが、それでもやはり日本人選手の活躍は嬉しいものです。
で、僕が気になったのは、エンゼルスの打撃コーチが言ったという「ヒットを打つのに靭帯は必要ないのか」という言葉。
なんかリズムの良い、痺れる言葉じゃないですか?
カッコイイ。
たぶん、碇ゲンドウみたいな人が碇ゲンドウみたいな感じで言ったに違いありません。
「ヒットを打つのに…ATフィールドは必要ない、とでもいうのか…!?」
みたいなね。
靭帯じゃなくなってんじゃん。
で、思ったわけですよ。
僕も日常でなんかそれっぽいカッコイイこと言ってみたい…!と。
ということで、日常生活にこの言葉を応用できないか、すこし考えてみました。
断じて、ヒットを打つのに靭帯は必要か?という医学的野球論を述べるつもりはありませんので悪しからず。
「ヒットを打つのに靭帯は必要ないのか」みたいな言葉
アイドルに貞操観念は必要ないのか
もはやこれ、驚きを表す表現でもなんでもなくなってるところに、少し寂しさを感じてしまいますね。
手越祐也のような「逆に極限まで貞操観念を緩める」といった路線で売るアイドルまで出てくる始末。
この質問にはもはや「No need...」と答えるしかないです。
闇金で借りた金返せないのに腎臓は必要ないのか
あれ?腎臓は要らないの?
俺、借金返せないけど?いいの?
みたいなね。
うん、まあでも日常では使わないかな。
僕、カイジじゃないし。
ニットを着るのにおっぱいは必要ないのか
男子高校生が休み時間に議論してそう。
「俺は逆にない方がソソる」みたいな急に通ぶるやつ絶対に一人はいますよね。
ニットにおっぱいは必要に決まってんだろうがバカ!
セックスをするのにチ◯コは必要ないのか
なんかちょっとナゾナゾみたいになってませんか?
一瞬「ん...?」と考えてしまいます。
「いや、チ◯コは絶対に使わないから!なんならパンツ脱がないからセックスさせて!」
みたいな口説き文句、どうですかね?
「ん...?どういうこと...?」
となったら、押せばいけるかもしれません。
仕事してないのに金もらっていいのか
これはもうなんか、無能な社員とかに言ってやりたい。
日常で使えそうな感じはありますけど、まあでもこれもう悪口ですよね。
完全に「ヒットを打つのに靭帯は必要ないのか」感消えてるし。
相手を逆上させて取っ組み合いになった末、
「いや、大谷翔平が...へぶっ!」
みたいな感じで、言い訳してる途中に無能社員に殴りかかられそうです。
そこで、
「先輩っ!大丈夫ですかっ!」
なんつってニット着た後輩の巨乳女子社員が助けてくれて。
そんで、その後輩にこういうわけですよ。
「セックスをするのにチ◯コは...必要ないのか?」と。
...
というわけで、大谷翔平選手のYahoo!ニュース記事を見たときに「セックスをするのにチ◯コは必要ないのか」という言葉がふと浮かんだという理由だけで完全に見切り発車で書きはじめたら完全に迷走してしまいましたよ、という好例でした。
エンゼルスの打撃コーチが僕のブログを見たら
「ブログを書くのに推敲は必要ないのか!ジーザス!」
と言うことでしょう。
ずぼら男子はこれで十分!無印良品の化粧水、最強説
30歳を超えてからなかなかおっさんが板に付いてきたびずまんです。
なんかおっさん臭ぇな…と思ったら部屋には自分しかいない…なんていう密室トリックが度々発生します。不思議!
おっさんにとって、化粧水って凄くめんどくさくないですか?
僕も割と乾燥肌・敏感肌なタイプなんですが、髭を剃った後や顔を洗った後に化粧水をつけたりするのがめんどくさくて凄く嫌いでした。
なんせ手数が多いんですよね!
ボトルを開けて、ボトルから手に出して、顔にパタパタして、手を洗って、ボトルを締める。
もうね、書いているだけでめんどくさい。
なんなら、蛇口をひねる、とかいう手順もある。
書いているだけなのにもうイライラしてきました。
でも、髭を剃った後や洗顔フォームで顔を洗った後に何もつけないのは、さすがに肌がカッサカサになってしまいます。
そんななか、色々試して僕は一つの正解にたどり着きました。
それが、無印良品の化粧水シリーズ。
正しいスキンケアではないかもしれませんが、僕のようにずぼらで、パッと、サッと使えて、とりあえずカサカサしなければオッケー、という男子にはピッタリ!
無印良品 化粧水・敏感肌用・さっぱりタイプ
僕が使っているのは、化粧水・敏感肌用・さっぱりタイプ。
無印良品の化粧水にはいろんな種類があって、店頭で実際に肌につけてみたりして一番気に入ったのがさっぱりタイプでした。
(もう空っぽやんけ!)
僕は化粧水をつけた後に肌がすこしベタつくタイプのものが好きではないんですが、このさっぱりタイプは商品名通り、まったくベタつきません。
ほぼ水。
あれ、僕、ただの水に騙されてるのかな…?という疑念すら湧き上がるさっぱりさらさら具合です。
と思って、裏面を見てみるとこんなことが書いてありました。
岩手県釜石の天然水を使用
あーはいはい。
釜石ね。
あそこの水だったらそうだよね。
なんて、全然釜石知らないんですけど。
化粧水の好みは人によって違うかもしれませんが、ずぼら男子にはぜひともこのさっぱりタイプを僕はオススメしたいです。
別売りスプレーヘッドが超便利
そして、僕はこの化粧水ボトルにそのまま取り付けられる別売りのスプレーヘッド(税込150円)を付けて使っています。
このスプレーヘッドが超便利!
一回買えば付け替えてずっと使えるので、絶対に買ったほうがいいです。
プッシュすると化粧水がミスト状になって出てくるので、ボトルを空けたり手にとったりパタパタしたり汚れた手を洗ったり、という手間が一気に省けます。
1. 髭を剃る。
2. 顔面に化粧水ミストを吹きかける。
以上です。
ね、簡単でしょ?
1. 髭を剃る。
2. 顔面に化粧水ミストを吹きかける。
この2ステップであなたも明日から、朝の準備に余裕ができ、奥さんの機嫌も上々、会社では女性社員からモテモテ、宝くじを買えば高額当選間違いなしです。(※ 個人の感想です。効果には個人差があります。)
吹きかけたあと、本当はパタパタして顔に浸透させたほうがいいんでしょうけど、そんなことをすると手を洗わないといけないので、男は黙って、自然浸透・自然乾燥です。
その他
それ以外の特徴や価格なんかも見ていきましょう。
有効成分として、敏感肌シリーズの化粧水には以下のものが入っています。
- 【天然植物成分】グレープフルーツ種子エキス(うるおい成分)
- 【天然植物成分】スベリヒユエキス(肌保護成分)
- リピジュア®(ポリクオタニウム-51)(うるおい機能成分)
- ヒアルロン酸Na(うるおい機能成分)
スベリヒユって聞いたことがないんですが、これ付けてったら、比喩表現全然伝わらなくてスベっちゃうのかな?ってちょっと心配になります。
価格は、200mlボトル が税込580円、400mlボトルが税込980円です。
1mlあたりの単価は、200mlボトルのものが2.90円、400mlボトルのものが2.45円なので、400mlボトルの方がコスパはいいのですが、僕は200mlボトルを使っています。
特に理由は無いんですが、サイズ的にも200mlくらいの方がちょうどいいかなって。
それでも、毎日使ったとしてもだいたい2〜3ヶ月くらいは200ml 1本で使えますね。
追記:400mlボトルも購入してみましたが、スプレーヘッドも装着可能で、片手で持ってみてもそこまで大きく重くもありませんでした。
次回からは400mlの大容量タイプにしてみようかと思っていますが、旅行や出張でちょっと不便かもしれないので、空の200mlボトルも手元に置いておきたいと思います。
そして僕は使っていませんが、コットンでパタパタしたい、という女子力高めの男子には、ポンプに押し付けるだけでコットンを化粧水でビチャビチャにしてくれる(言い方悪い)、コットン専用のポンプヘッドも別売り(税込350円)されています。
コットンでうまいことやれば、もしかしたら手を汚さずに顔面をパタパタできるかも?
まとめ
30歳になるまで、僕もいろんな化粧水を試してきました。
ギャツビーとかウーノとか、男性用化粧品ブランドも試しました。
でも、ついにたどり着いた僕にとっての正解は、無印良品の化粧水でした。
もし、
「特に決まった化粧水は無いから、いつも適当に買ってるな...」
「ていうかできるならめんどくさいから化粧水とか付けたくないな...」
と思っている、少し前の僕のようなずぼら男子がいれば、騙されたと思って是非とも無印良品の化粧水・敏感肌用・さっぱりタイプ + スプレーヘッドを使ってみてください。
無印良品 化粧水・敏感肌用・さっぱりタイプ(大容量) 400ml
ちなみに、Amazon や楽天なんかでも買うことはできますが、定価よりもべらぼうに高いので、必ず店頭、無印オンライン、LOHACO等の定価販売のショップで買いましょう。(定価は先述のものをご参照ください)
上記商品リンクのショップなら、一定額以上の購入で送料無料にもなるようです。
無印良品 ネットストア のキャンペーン中なら送料無料になることもあるようです。(2018/9/14 現在、キャンペーン中で紹介した商品は送料無料ですので、無印良品 ネットストアが一番お得で手軽に購入できます)
参考までに下にAmazon や楽天の商品リンクも載せておきます。
ファミリーマート・サンクス店頭などで取り扱っているところもあります。
こちらは店舗によって取り扱い商品が違うので、例えば「しっとりタイプ」しか置いていない、なんてこともあるんですけどね。(僕の家の近所は「しっとりタイプ」だけの取り扱いでした。残念。)
それでは今日はこのへんで。
新iPhone の発表イベントにワクワクすることは今後もう無いのか
新iPhoneの名称は「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」でほぼ確定だというニュース記事を読みました。
これを書いているのは2018年の9月12日23時(日本時間)。
発表イベントまで数時間(日本時間で同13日2時からの予定)ありますが、その発表内容もほとんどが漏れており、今年もまた予定調和の発表が執り行われることになるかと思うと、懐古主義と言われてしまうかもしれませんが、昔は良かったなぁ、と思ってしまいます。
iPhone 5くらいまでの発表イベントは、毎回ドキドキワクワクしていました。
そのドキドキワクワク感が、ここ数年はもう全くありません。
これとか、今見ても鳥肌立つんですけどね。
おそらく、いま初代iPhone を渡されたとしても、容量は少なく、動きはモッサリ、やりたいゲームやアプリが動かないじゃないか!となるんでしょうけど。
それでも、あの時のドキドキワクワク感はすさまじかったんです。
同じように、
初めてファミコンを起動した時、
初めてポケモンをプレイした時、
初めてたまごっちを育てた時、
初めて帰り道でエロ本を見つけた時、
初めてお小遣いを貯めて自分でCDを買った時、
初めてパソコンをさわった時、
初めてインターネットの海原に飛び出した時、
初めて好きなバンドのライブを見に行った時、
初めてバンドでステージに立った時、
初めて海外に行った時。
今でも思い出せるくらいのあのドキドキワクワクは、大人になってからはもう滅多に感じられなくなりました。
当然、今同じことをやってもドキドキワクワクを感じることはありませんし、初代iPhone を使いたいとも思いません。
ドキドキワクワクを感じることのできなくなった理由が、自分が歳をとりいろんなことを経験し大人になってしまったからなのか、時代が変わりあまりにも多くの便利なものに囲まれた環境になったからなのかはわかりません。
そういった意味で、いまの小学生や中学生が、私みたいなおっさんの話を聞いたときに、どう思うのかは非常に興味があるところです。
インターネットがあって当たり前の時代を生きてきた子供達は、僕と同じようにドキドキワクワクして大きくなってきたんですかね。
最近になって、あの時のようなドキドキワクワクをまた感じるためにはどうすればいいのかな、ということをよく考えています。
そして少しずつ、何かがみえはじめているような気がしています。
まだ具体的な方法論はわかりませんが、少なくとも、自分から何かを見つけ出さなければいけないんだろうな、となんとなくボンヤリと思っていて。
ああそうか、外部からあのドキドキワクワクを与えてもらう時代はもう終わってしまったんだな、と。
かといって、行ったことのない場所に行くとか、やったことのないことをやるとか、そういったことではなくて。
もっと、極端に言ってしまえばそもそも別の人間に生まれ変わるような感覚が必要なのだろうな、とふと思うのです。
物理的な話ではなく、精神的な話なのかもしれません。
以前までの自分ならこういう選択をしないな、という選択をヨシとしてみる、というのもひとつの方法です。
現に、僕もいくつかそういうチャレンジをしていて。
例えば、「こんな記事書いて意味あるのかな?」という記事もとりあえず書いてアップロードしてみるとかね。この記事のことですけど。
やってみると、「なるほどな」と思う新たな発見があったりするんですよね。
もう少ししたら、詳しくまた別に書いてみたいと思っています。
ドキドキワクワクが減っていく一方で、ここ数年、ジワジワホクホク、という感覚は増えてきていました。
これも、年齢なんですかね。
でも、ジワジワホクホク、悪くないんですよねぇ。
むしろ、その感覚が、今の自分にとっては一番大事なものなのかもしれません。
どうせなら、ジワジワホクホクを噛み締めながら、ドキドキワクワクをできる限り増やしていきたいな、と思っています。
その方法を、少しずつでも試していければな、と。
あ、新iPhone にも、一応、期待はしていますよ。
今日のところは、このへんで。
イヤホン歴17年の僕がPasonomi TWS-X9 を有線イヤホンと比較してみた
どうも。
中学1年生の通学時からイヤホンを使い続けてイヤホン歴17年になるびずまんです。
最近電車に乗っていると、ワイヤレスイヤホンをつけている人、よくみかけませんか?
一番目にすることが多いのはあの白いニョロニョロが耳から飛び出た形のApple AirPods でしょうか。
W杯のときに、香川選手なんかも移動中に使っていたアレです。
通勤・通学なんかで音楽を聴く人、スポーツをしながら音楽を聴く人なんかは「そろそろBluetooth ワイヤレスイヤホン欲しいな…」と思っている人も多いかと思います。
僕も日本に帰ってきて電車通勤するようになり、移動中に音楽を聴くにはイヤホンのコードが邪魔だな、と思い、ワイヤレスイヤホンに興味が出てきていました。
Bluetooth ワイヤレスイヤホンには、左右のイヤホンが繋がっているものと、完全に左右が孤立している完全ワイヤレスのものがありますが、どうせなら僕は完全ワイヤレスイヤホンを試してみたかった。
そこで僕が購入したのが完全ワイヤレスイヤホンの中でも比較的安くてエントリーモデルとして買えるPasonomi TWS-X9。
ある程度クチコミなどを調べてから購入したのですが、音質に関しては結局買ってみないとわかりませんでした。
音質は主観で語られることが多く、客観的に数値化できるものではないですからね。
もともと僕はそこまで音質にこだわる方ではありません。
ただ、結論から述べると、このイヤホンの音質に関しては少し不満を持っています。
しかし、とはいえ音質に対する不満は妥協できる範囲で、完全ワイヤレスの利便性はとても素晴らしいので、結果的にはメインイヤホンとして使用中です。
音質に関して不満を持った理由は、以前に使っていた有線イヤホン(5年以上前に2,000円程度で購入した JVC HA-FR25 / 現在は生産終了しており、後継のHA-FR26が販売中)よりも明らかに劣っているように感じたから。
そこで今回は、音質を中心に、僕が以前使っていた有線イヤホンとの比較をしていきたいと思います。
有線イヤホンからの乗り換えを検討している方、どのワイヤレスイヤホンにしようか悩んでおられる方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
詳細なスペックなどは商品ページでご確認ください。
高級な完全ワイヤレスイヤホンや左右接続型のワイヤレスイヤホンも試してみたいとおもっているので、そんな機会があればまた紹介させていただきますね!
ちなみに、比較するにあたって、iPhone 8 Plus にて様々なジャンルの音楽を聴き比べてテストしてみました。
Pasonomi TWS-X9 レビュー(JVC HA-FR25 と比較しながら)
まずはわかりやすい比較レーダーチャートを作ってみたので、そちらをご覧ください。
音質
音質については、これが完全ワイヤレスイヤホンのエントリーモデルだからかもしれませんが、同価格帯もしくはこれよりも安価な有線イヤホンには全く及びません。残念。
あくまで主観になってしまいますが、僕が一番気になったのは、安物のスピーカーで音を出しているような曇ったような音になってしまう点。
高音がキンキンするとか低音があまり無い、とかなら好みの問題もありますし、iPhone などプレーヤー側のイコライザである程度調整できます。
実際に、僕はこのイヤホンを使うようになって、 iPhone の設定から、"ミュージック" > "イコライザ" > "Bass Booster" をオンにしました。
しかし、全体的に音がクリアに抜けてこないとような感じがして、これがものすごく残念でした。
そのために臨場感が損なわれてしまい、特にバンドの曲などは物足りない感じがしてしまいます。
慣れるとそこまで気にならないんですが。
一方で、有線イヤホン(JVC HA-FR25)はかなり安価だったにも関わらず、非常に音がクリアです。
若干ドンシャリ気味の音の広がりなので余計にそう感じてしまうのかもしれませんが、過去僕が試したことのある高価なイヤホンよりも音が好みで、ずっと気に入って使ってきました。
今でも音楽をしっかりと聴きたい気分の時は、有線イヤホンを使っています。
装着感
異なる大・中・小の3種類のイヤーピース(イヤホンのゴム)も2セットずつ付属しているので、自分の耳にあったイヤーピースを使用できます。(というか、逆に自分の耳にあっていないサイズのものは装着感がものすごく悪いどころか装着できない)
そして、意外とググッと耳の穴に入り込んでフィットしてくれます。
初めて装着してからしばらくは少し違和感がありますが、すぐに、ほとんどつけている感じがしないくらいまでに慣れます。
もちろんコードが無いので、重力などで引っ張られる力が本体にかからず外れにくいです。
有線イヤホンは少しどこかに引っかかったり、激しい運動をしたり首を振ったりするとすぐに外れてしまいますからね。
このPasonomi TWS-X9 を装着してヘッドバンキングを100回くらいしても外れませんでした。(実際には10回くらいしか試してませんけどね!)
少なくとも、今までに通常利用時ポロっと落ちた、なんてことは一回も起こったことがありません。
耐久性
僕が有線イヤホンを嫌いな点は、何と言ってもすぐに断線してしまうところでした。
買ったばかりの少し高級なイヤホンが3ヶ月も経たずに断線する、なんてことはしょっちゅうで、その度に発狂しそうになって。
それもあって最終的には安価で音質も自分好みのJVC HA-FR25 にたどり着いたんです。
それでもこのイヤホンも同じものを2回くらい買い換えました。
Pasonomi TWS-X9 は完全ワイヤレスなので、当然断線しません。
Bluetooth が反応しなくなったり壊れてしまう、ということもあるかもしれませんが、有線イヤホンが断線する確率よりは低いでしょう。
さらに、IPX7 防水*1ですので、雨や汗にも強い。
一度買ったらとりあえずは壊れることなく長く使えそう。
利便性
音質が気に入らなかったこのイヤホンですが、それでも僕がメインとして使っている理由は、何と言っても利便性の高さです。
もうね、線がないって超ラクなんですよ!
サッと取り出してパッと注入!装着できるし、外すときは専用ケースに入れるだけだから収納も楽チン。
ケースから出し入れするだけで電源は自動でオン・オフし、ケースの充電がある限りケースに入れている間はイヤホンも自動で充電してくれます。
コードをクルクル巻き取る作業ももちろんナシ!(だって線がないからね!)
満員電車で身動きも取りやすいし(だって線がないからね!)、断線もしないし(だって線が以下同)、なんかスタイリッシュ!(だっt以下同)
ケースの充電も一度フル充電すれば、1〜2週間くらいは持っている気がします。
(僕は通勤の往復2時間程度平日にイヤホンを使用する程度です)
一方で、イヤホン本体は長時間の連続再生には向きません。
だいたい連続再生時間は3時間程度でしょうか。
先日、家から新幹線で大阪に向かっている時、新大阪に着く間際にイヤホン本体の充電が切れてしまいました。
また、たくさんの人が移動して混雑している場所(駅のホームなど)では、ごく稀に「プツ...プツ...」と細かく音が途切れることがあります。
本当にごく稀にしか起こらないのであまり気にはならないのですが、こちらも少し残念な点。
無線接続のため、仕方ないのかもしれませんけどね。
おまけ程度の機能ですが、このケースを容量2,200mAh のモバイルバッテリーとして使用することも可能です。
僕は滅多にモバイルバッテリーとして使う機会はありませんが、バッテリーが弱って減りが早くなっている携帯なんかをお使いの方にとっては、もしもの時の助かるかもしれませんね。
一つだけ注意が必要なのは、充電アダプタ(USB充電アダプタとmicro USBケーブル)が付属していないこと。
このご時世、だいたいのご家庭がUSB充電アダプタとmicro USBケーブルをお持ちかと思いますが、ご購入の際はお気をつけください。
遮音性
遮音性については、一般的なカナル型イヤホン(耳栓のようなイヤーピースを耳穴に押し込むタイプのイヤホン)とほぼ同程度の、高めの遮音性です。
僕が試した2種類では、装着感の違いから若干JVC HA-FR25 の方が遮音性が高いかな?という気もしましたが、それでもほんの少しの差。
一方で、iPhone に付属しているApple 純正のイヤホンや、Apple Air Pods などに代表されるインナーイヤー型イヤホン(イヤホン本体を耳介に乗せて装着するタイプのイヤホン)は一般的に遮音性が低いです。
ですので、購入の際の遮音性についての検討は
カナル型 = 遮音性高い
インナーイヤー型 = 遮音性低い
の2通りだけで大まかに判断してしまっていいのではないでしょうか。
ちなみに、カナル型かインナーイヤー型かで音質や装着感もかなり変わってくるんですけど、その比較説明については今回はテーマから外れてしまいますので省略します。
まとめ
音質を犠牲にしても利便性を取りたい方にはPasonomi TWS-X9 はものすごくオススメです。
ただ、音質を犠牲にしたくない!という方にははっきり言ってオススメしません。
両方とも持ち運んで、シーンに合わせて使い分けるのもアリでしょう。
音質も利便性も両方欲しい方は、高級な完全ワイヤレスイヤホンを試してみてはいかがでしょうか。(もしよければ僕に紹介してください)
とはいえ完全ワイヤレスイヤホンの音質はどんなに高級なものを使ったとしても、やっぱりまだまだ有線にはかなわないのかな、と個人的には想像していますが。どうなんでしょうね。
音楽ではなく、落語やニュース、英会話を聞く、などの用途でお使いをお考えの方にとっては、音質はきっと気にならないでしょうから、そういった方には間違いなくオススメできます。
「Pasonomi TWS-X9」、気になる方はAmazon などでチェックしてみては。
ちなみに、ikanzi X9 など、Pasonomi TWS-X9 と製品自体は全く同じもの(製造元は同じで販売元や製品バージョンが違うだけ)もしくはものすごく類似している製品はいっぱいありますが、同じような価格帯であればほとんど大差はないと思ってもいいかと思います。
それでは今日のところはこのへんで。
*1:一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない、くらいの防水性能を持った等級